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明慧ネットと共に歩んだ10年

(明慧日本)明慧ネットが成立した1999年6月25日は、当時、大陸の弟子が暴風に曝されていても道を開けてくれる最も喜ばしい日となりました。

  1999年4月25日、数万人の法輪功修煉者が北京中南海に陳情に集まりました。この平和と理性を現した行動は世界中を震撼させました。その後、やってきたのは中国共産党各地の政府機関の、法輪功修煉者に対する天地を覆うほどの迫害と弾圧でした。修煉の良い環境は壊され、緊迫状態に陥りました。1999年7月20日から中国共産党のエスカレートした迫害によって、法輪功修煉者を対象にした無差別な逮捕と理不尽な連行は全国に蔓延し、心身とともに今までにない非人道的なダメージによって恐怖感に覆われました。 

  迫害の中でいっそう味方の励ましを必要とする国内の修煉者は明慧ネットを通して継続して掲載される世界各地の同修からの修煉体験談と交流文を読み、法理を悟った正しい知見、正念正行で目にした事、師を信じ、法を信じることによって得られた真の悟りと固い信念、衆生を救い済度する慈悲なる行いなどなどを実証した文章が生まれました。これによって、鼓舞を受けた大陸の法輪功修煉者は、堂々と迫害に立ち向かって大法から得た智慧と威厳で世の人々に真相を伝えることに献身しました。険難を伴う偉功に携わる10年の中、明慧ネットの運営を担う同修は協力し合って一緒にここまでにやってきたと深く感じています。

  私たちは2000年3月頃に正式に明慧ネットの連絡を固めました。当初、届けられた編集担当者の同修の手紙に詰まっている温かい言葉の感動をまだ覚えています。同修らが感激して心から祝っていることが静かに伝わってきました。あの時から明慧ネットの同修と皆は心がしっかりと繋がりました。

  最初の頃は借りた部屋にコンピューターを設置して、毎日のように明慧の編集者の来信を期待したり、明慧ネットの文章をダウンロードしたりしていました。明慧ネットサイトを開いた瞬間、向こうの同修と合流できた興奮感を覚え、たとえ邪悪の作った危険な環境の中でも心から充実感が湧いてきて恐怖心がなかったのです。それは、たぶん明慧ネットと連絡を続けている同修にも同じ感受があったと思います。

  2000年9月、明慧ネットの掲載にある『中華に恥を蒙るな』と『江沢民は逃れられない歴史的責任』という2篇の文章を何百部もプリントして、それを新しい歴史展開として全国規模で町中に貼って真相を伝えました。

  ここ10年間法を実証する歩みの中で、いつでもどこでも明慧ネットの存在が欠かせません。師父は明慧ネットで経文・『心自明』を公開なさったことで、大陸弟子に「信用できるネットサイト」を樹立してくださいました。師父とお会いすることができない日々は、明慧ネットサイトのおかげで師父の最新経文を拝見できて、修煉上の助力に大変有り難く思いました。また、明慧ネットの編集部によって精選した文章をカテゴリすることで、同修に法を師とすることを導く機能も働いて、常に修煉を正しくする状態に戻らせて全体の向上を達成することができました。近頃、ますます法を実証する同修が出てきて、新しい、古い修煉者かにかかわらず皆は修煉の中で自らを向上させ、師を手伝って法を正す道のりを確実に歩むことができました。

  明慧ネットサイトは創建当初から、すでに正法を修煉する重責を担っています。10年をかけて明慧ネットは大陸の弟子とともに新しい紀元を切り開いた歴史を記録しました。

  明慧ネットサイトの10周年を記念して、10年も続けて明慧ネットと協力し合ってきた大陸の弟子として、心より深く祝賀します。明慧ネットのますますの盛隆を祈って、世の人々に末永く明かりと希望を与え、最後の日まで大陸の弟子とずっと一緒にいられるよう希望します。

  2009年6月26日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/6/24/202923.html