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師と法を信じ、旧勢力の按排を全面的に否定する


文/中国河北省の大法弟子

(明慧日本)私は1997年に修煉を始めた今年で50歳になる大法弟子です。修煉を始める前は、心の狭い、内向的性格で、弱い体質でした。胃炎、腰痛、低血圧などの病気を持っていました。修煉を始めてからは、すべての病気が消え健康を取り戻しました。心も広くなり、性格も穏やかになり、体も軽くなり、心身ともに気力に満ち溢れています。これらは大法の力であり、師父が私の体を浄化し、再び生命を与えてくださったのです。

  師父は次のようにおっしゃいました。「大法弟子の修煉は、個人の圓満成就のためだけではありません。大法弟子として三つのことをしっかり行い、衆生を救い済度することは大法弟子が必ず行わなければならないことです」(『米国中部地区ミネソタ州法会へ』)

 私は毎日大法弟子がすべき「三つのこと」、早朝の煉功、4回の正念、集団学法、真相を伝え、三退を勧めることなどを行っています。しかし、旧勢力は虎視眈々と私を見張り、私に病気の虚像を作り出して、私が行う「三つのこと」を阻止しようとしました。そして、私を嘔吐させたりした時には、一度に痰壷半分ぐらいの黒い水を吐かせたりするのです。無理に食べ物を摂取すると、胃がひっくり返るほど気持ちが悪くなり、直ぐ吐き戻し、水を飲んでも同じような状態になり、1週間が過ぎても回復の兆しが見られなかったのです。

  その時、私には一つの信念がありました。それは、師と法を信じ、旧勢力の按排を全面的に否定し、師父が按排してくださった道に沿って歩み、その他のすべてを否定するということでした。私はいつものように真相資料を配り、神韻のDVDを人々に配布し、三退を勧め、買い物をするときは紙幣に真相を書いて使いました。夜になると胃の痛みで眠ることが出来ず、その痛さは言葉で表すことの出来ないものでした。それでも、夜0時の正念と早朝の煉功を休むことなく続けました。しかし、昼間になると元気に満ち溢れた状態にもどりました。まさに大法の奇跡が顕れたのです。

  夫は私の体の状態を見て心配し、しばらく家で休むように勧め、病院へ診察に行くように勧めてくれました。師父がおっしゃったではありませんか「修煉者としては心性が高くなければなりません。いつも病気ではないかと怯(おび)える必要はありません。病気を恐れるのも執着心で、同じように修煉者に面倒なことをもたらします。修煉においては、業力を消去しなければなりません。業力を消去するには苦痛を伴いますので、心地よく功が伸びることはありえません」(『転法輪』) その後、夫は私に対して強要しなくなり、私も夫に気を使い、夫の前では楽しそうに振舞っていました。

  1カ月後、私は一回りやせ細ったので、子供は私を心配して病院へ治療に行くよう勧めました。「母さん、先に病気を治してから、また修煉すればいいではないか、病院に行ったからと言って、修煉を止めるわけではないでしょう」というのです。私は子供に師父の言葉を伝えました。「われわれは法輪(ファルン)大法(ダーファ)を伝えています。この法門を修煉する人は、心性をしっかりと制御さえできれば、一正(いっせい)が百邪を圧することができるから、何の問題も起こりません。しかし、心性をしっかりと制御できず、あれもこれも追求していては、必ず厄介なことを招くに違いありません」(『転法輪』)

  私は更に「私は大法を修煉している、師と法を信じている」と言いました。子供は「お母さんには逆らえない、でも苦しくなったら、無理矢理にでも病院まで運んでいく」と言うのです。私は「若しそのようなことをするなら、母さんを害するだけでなく、あなたも害することになる。なぜならば、病院の検査で病気だと言われた場合、どうするの? 家のすべての財産を投げ売って治療費に当てたとしても、以後の生活はどうすればいいの? あなたの心も休まらないでしょう、だから、私たちの師父を信じなさい」

  私たちの師父はこのようにもおしゃいました「皆さんもご存じのように、本当に病気になった時でも、七(しち)分(ぶ)は精神的要素によるもので、三(さん)分(ぶ)が病気です。たいていの場合は、精神的に先に参って、重圧を背負ってしまうために、病状が急激に悪化してしまうのです。こういうことはよくあります」(『転法輪』)

  このように言うと子供は二度と病院へ行こうと言わなくなったのです。真に「一つも心が動じなければ、あらゆる動きを制することができるのです」(『最後の執着を取り除こう』なのです。

 邪悪に妨害される中で、私は内に向けて探し、より多く学法し、法理を理解し、法の上で自分を修めました。内に向けて探したことによって、心の奥底に隠れ発覚しなかった多くの執着心を見つけました。私は姑を世話していたとき、姑は私の心をえぐるような言葉をよく言いました。そこで、私は姑に対し恨む心,闘争心、嫉妬心、他人に指摘されたくない心が起き、落ち込みから脱け出せず、長期に常人の感情に陥ってしまったのです。

  後になってこれらの執着心について悟ったのですが、その背後には邪悪要素が作用していたのです。それから正念を発するときに一念を加えました。それは姑を操って私を妨害しようとしている邪悪を徹底的に取り除くと言う一念でした。同時にもっと真面目に学法し、邪悪に騙されないように、邪悪の計画通りにさせないためには、すべての執着心を取り除くことです。

  師父がおっしゃった「修煉の最終目的は何でしょうか? 他でもなく常人から抜け出すことです。常人の中にいなければ、常人の各種のトラブル、執着と各種の要素はあなたに作用を及ぼすことができるのでしょうか?」(『2004年米国西部法会での説法』)という師父の法理が私を悟らせ、私を困惑させていたものが瞬時に消え去り、姑との間隔が取り除かれ、修煉者としての慈悲心が生まれたのです。

  この2カ月間の魔難の中で、私は一度たりともベッドに寝込んだことがなく、毎週数人の同修に渡す真相資料も遅らせたことはなく、グループ学法も休まず、姑の世話や家事なども手抜きせずこなしました。今後は師父が按排してくださった修煉の道を堅実に歩み、旧勢力の按排をすべて否定し、師父がおっしゃったように「そうです。もし皆さんに執着しているものがなければ、旧勢力は口実もなく、なす術もありません」(『アジア太平洋地区学習者会議での説法』) 私は今では正常に戻り、普通に食事を摂れるようになり、これこそ大法の威力の証です。 

  私たちの修煉の道はとても狭く、正しく歩まなければ逸れてしまいます。だからこそ、師父が按排してくださった道を正しく歩むことによって、旧勢力の一切の妨害を否定することが出来るのです。

 自分の修煉次元での悟りですので、不適切なところがあれば、どうぞ、ご指摘ください。

  2009年6月28日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/6/10/202405.html