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山東招遠市:楊文傑さんは家財を没収されて連行された

(明慧日本)2009年6月1日、山東招遠市の法輪功修煉者・楊文傑さんは、警官に家財を略奪された後、連行された。半月後、警官らは楊文傑さんが迫害により死ぬことを恐れて、責任逃れをするために、やっと楊さんを家に戻した。

  2009年6月1日の午後6時30分頃、楊さんは仕事で外出するとき、ビルを降りたところで、招遠公安局と、「610弁公室」の20数人の警官に連行された。その中の杜維先、孫啓全、合鍵会社の人員らが楊文傑さんをめがけて一斉に殴ったり、蹴ったり、地面に倒し倒したりした。そして力一杯、楊さんの両腕をねじりあげて、家の鍵を奪った。さらに、楊さんの両手を後ろ手にして手錠をはめ、車に引きずり込んだ。それから楊さんの小さな藁葺きの家をひっくり返して、洋服タンスをこじ開けた。他の家具には大きな2つの穴を開けて、服と布団をまき散らした。また楊さんの友達のコンピュータと、プリンター、大法書籍、師父の法像などを奪い去った。孫啓全は、コップの中の小銭や、座布団、小さな時計さえも奪い去った。 

  楊さんの家は、中国共産党の警官に見るに忍びないほど滅茶苦茶にされ、楊文傑さんの家の鍵は今も警官の手中にある。  

  家財を略奪し終わった後、警官は楊さんを悪名高い招遠玲南金鉱の洗脳班まで連行した。車の中で、楊さんは「法輪大法好」と叫んだため、孫啓全にビンタを食らわされた。洗脳班に到着後、警官は楊さんの手に手錠をはめてベッドに固定した。洗脳班の紀という人物は、ほうきを持ってきて全力で楊さんを叩いた。片方の腕は皮膚が破れ、もう片方の腕は2カ所が紫色になりぼろぼろになった、それから紀はまた曲濤、徐建政、宋という人物に指図して、楊さんの片方の腕に手錠をはめて吊るしあげた。 

  楊さんは絶食して残虐な迫害に抗議した。少昌をはじめとする7、8の人物は、靴磨き用のブラシで楊さんの口をこじ開けて、野蛮な灌食(流動食を鼻から管を通して流し込む拷問刑のこと)をした。楊さんは、鉄の管に手錠をはめられて半月以上吊るし上げられ、しかも2日ごとに1回、野蛮な灌食の迫害を加えられた。

  楊さんの心身は極めて大きな蹂躪を受けた。不法な警官らは楊さんが迫害で死亡した場合の罪の責任逃れをするために、残酷に苦しめた半月後、楊さんを家に戻した。

  招遠市の公安局、「610弁公室」の警官らは、最近、思うままに法輪功修煉者を捕まえ、何の法律的根拠もないまま家財を没収している。甚だしきに至っては合鍵会社の人を連れてきて自分で気軽に出入りし、本当に無法の限りを尽くしている。6月初め、法輪功修煉者・張淑春さん、王好紅さん、李永傑さん、彭楽寛さんなどの数人を連行した。その中の張淑春さんなどの4人は留置場に送られた。現在、黒い巣の洗脳班にはまだ5人の法輪功修煉者達が拘禁されている。

  2009年6月29日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/6/28/203569.html