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江西省都昌県の沈栄香さんは度々連行された

(明慧日本)2009年6月24日朝8時前、法輪功修煉者・沈栄香さん(70歳女性)が江西省都昌県惠民小区のスパーで通学途中の生徒に真相を伝え、「三退」を勧めていた時、都昌県城鎮派出所の警官・余恭栄に連行された。

  その時、沈さんは「告発しないでください。いい人を告発したら報いがあります!」と余恭栄に言ったが「罰が当たるなら当たればよい、報いなんか怖くない!」と答えた。その後、余恭栄は電話をし、間もなく数人の国安大隊の警官がやって来て、沈さんを連行した。持っていた2冊の真相資料、何枚かのお守りと真相VCDを奪い取られた。

  同日午前、国安大隊長・洪流、副大隊長・譚心明と伍尤龍、方長根らは沈さんの家に侵入し、不法に家宅捜索し、師父の写真と2枚の真相VCDを没収した。沈さんは都昌県留置場に移送され拘禁された。

  都昌県留置場には女性の犯罪者がいないため、女子刑務所がない。「先に300元出せば、10日後に釈放する」と悪辣な警官は沈さんの娘を脅迫した。家族は承諾せず金を払わなかったため、沈さんは九江市に移送された。6月26日、家族が方々を尋ねてやっと九江市留置場に拘禁されていることが分かった。

  沈栄香さんは1996年の夏に大法を修煉し始めた。修煉する前は肺結核の末期であったが、修煉を通じて全快した。1999年に法輪功が弾圧されて以来、沈さんは何度も公安に呼ばれ、何度も留置された。2000年1年間だけで4回拘禁され、約1千元ゆすられた。

  2000年、沈さんは北京の天安門広場に陳情に行ったため、不法に2001年3月まで拘禁された。その後、労働教養1年を言い渡され、九江市馬家壟労働教養所に移送され、迫害され、強制的に働かされた。刑期を終えてからも絶えず公安に嫌がらせをされ、脅迫された。

  迫害された10年間、特に敏感な時期に沈さんは何度も拘禁され、金をゆすられた。オリンピック前にも不法に拘禁され、1千元奪われた。

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な容疑者らの情報は、中国語ページを参照)

  2009年6月30日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/6/29/203633.html