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全体が一致協力して神韻を迎える(一）
文／カナダオタワ大法弟子
（明慧日本）2007年1月、オタワで初めての神韻公演が開かれました。我々はみな公演の開催を経験したことのない者ばかりでしたが、公演の5週間前には既に2300枚のチケットが売り切れました。国家芸術センター（NAC)の職員さんは興奮気味にその事を伝えてきました。「すべての立見席チケットも事前に売り切れて、これは国家芸術センターでもかつてなかったことです」
オタワ地区の神韻公演の協調人の１人として、この3年来の修煉過程を振り返ってみれば、師父のご加護をよく実感できましたし、師父の『二〇〇三年旧正月十五日の説法』中に説かれた「大法弟子は一つの全体として、法を実証する中で協調することができれば、法力が非常に大きくなります」ということも実証しました。
一 一致して協調
2006年6月、オタワの佛学会のメンバー2人は中共の「臓器狩り」の蛮行を暴露する事を担当したため、神韻公演をオタワで開催する必要があるかどうかについて、同修及び他の協調人たちはそれぞれ違った意見を持っていました。それでも最後に公演をすることを決定しました。決まる前はいろいろ異なる意見が出て、当時これは「師父が直接法を正されること」なのだということまで理解出来ていませんでした。しかし一旦決定したら、皆が自我を放下して無条件に協力することしか考えませんでした。
公演の推進計画は大法弟子全体が各々の法を実証するプロジェクトを考慮したうえで作ったものです。なるべく他のプロジェクトに影響を与えないように、
最小人数で有効に行動することを考えました。そのため、「臓器狩り」に参与した佛学会の2人は関わらず、他の大きいプロジェクトの責任者もそのまま続行することにし、スポンサー探しなどは、大紀元の営業と合わせて行いました。よいアイディアがあれば皆が協力し、正念で支持することにしていました。
チケット発売の前に、「我々は絶対にこのチケットを完売して、未来によい見本を残しましょう」という提案がありました。この発想は即時に賛成されました。そして皆が自分のアイディアを出しあって、スーパーでのチケット販売、ポスター貼り、チラシの配布、勤め先や華人の集まりで勧誘する等の具体的な方法から、メディアを探すことまで全部自ら交流に参加して、行動しました。
専ら参画した人はたった十数人しかいなかったのですが、皆は無我夢中で、和やかな雰囲気の中で互いに円容していましたので、メディアの宣伝とチケット販売も神技のように完璧に進んでいきました。そして3週間続けて販売するまで、一体何枚販売したかも気にしていなかったのですが、4週目にある同修が、担当者に聞いて販売数が分かりました。たった4週間で同修が買った分も含めて販売合計は目標数の半分以上になっていました。
いま初年度の経験を振り返ってみて、全体が協調すれば、大法の法力は無辺であることを体験しました。
二 経験と個人の能力
2008年1月、オタワの公演は2回目となり、日曜日と月曜日に1回ずつの公演で、計4400枚のチケットがありました。初年度の順調な展開があって、私は歓喜心と自己を実証する心が生じました。そして、自分の計画と方法がよいと思い、実はすべて師父がされていることを忘れてしまいました。師父が『転法輪』の中で、「日頃はなかなか良い人で、常人社会で大した能力を持たない時は、名利心にも淡泊でした。いったんまわりから抜きん出ると、名利に惑わされやすいのです」と言われたとおりです。
結局、2008年は順調にいかなくなりました。すべての同修が一通りの「経験」を持ち、次第に「経験」を「自分の能力」にすり替えてしまいました。その上、
仕事や生活の変化等に加えて、協力と連絡がずっとスムーズにいきませんでした。しかし、我々は大法徒ですので、修煉は第一です。このことによって、
異なる段階に修めてなくさなければない人心が現れるように師父が按排されました。
油断すると、修煉は停滞してしまいます。実際、一旦計画が進まなくなった時、われわれは内に向かって探さず、文句を言い合い、互いに批判してしまい、その結果、無料でチケットの販売をしてくれる大きいスーパーも探せませんでした。互いに間隔を作ってしまって、チケットの販売も進まなくなりました。
私達は必ず内に向かって探さないと、衆生を救い済度するという大きな事に影響を与えてしまうことを悟りました。私たちは心を正して、自我を放下した時点で再び奇跡が現れました。2008年の日曜日のチケットは事前に完売しましたし、常人の感覚では月曜日のチケットは売りにくいのですが、全体で96％も販売しました。
公演が終わった後、協調に参与した同修は皆厳しく自分の不足を探し、とくに修煉部分については、もっと他の同修の意見を聞いて、よい方法を探し、
これから更によく修煉することを決意しました。
（続く）
2009年6月30日
（中国語：http://minghui.ca/mh/articles/2009/5/19/201239.html）
（英語：http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/6/6/108060.html）
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