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上海市:楊曼曄さんは再び連行され、弁護士の面会も阻止された

(明慧日本)上海市の法輪功修煉者・楊曼曄さんは、普陀区双山路55弄12号に在住。2009年6月6日午前11時、身分不詳の国保と「610弁公室」の関係者が楊さんの自宅に不法に侵入し、楊さんを強制連行した。陳紅賓(音)を始め、数十人の警官が侵入し、阻止に入った息子を殴った。陳紅賓(音)は、息子の頭をしっかりととらえ、あとの者は楊さんを強制連行し、家財を奪い去った。さらに、夫と夫の両親を脅迫した。楊さんは不法に普陀区留置場に拘禁されている。

  6月7日、中国共産党関係者らは、楊さんの未成年の息子までも連行しようとした。夫は、この件で警官・陳紅賓に問いただし、また不法に没収されたパソコンの返還を要求すると、陳紅賓は恐ろしい形相をした。

 6月15日、憤慨した家族は北京の弁護士・張伝利さんとカクさんに依頼して、普陀区公安支局に楊さんとの面会を要求した。しかし、支局の国保関係者は時間を引き延ばしたため、当日の面会要求は放置された。

  楊さんはかつて、相次いで不法に4年9カ月の判決を下されたことがある。1年半の労働教養を科され、また2000年末から2005年8月まで、上海松江女子刑務所に拘禁され、非人道的な迫害をさんざん受けた。スタンガンで長時間電撃されたり、過酷な強制労働をさせられたり、さらに3平方㍍の籠の中に数カ月間監禁された。その間、生活はすべて籠の中で、熱い日にシャワーを使うこともできず、風通しが悪く、食事は不足で、その上によく殴られ、粉砕骨折して2度手術を受けたことがあり、現在も痛みが深く残っている。

  楊さんは家に帰されたが、わずか半年後の2006年1月22日旧暦の新年に、再び普陀区嵐皋路華池路で警官に連行され、普陀区留置場に拘禁された。夜、普陀区警察署、甘泉居民委員会などの関係者らは楊さんの家財を没収した。その後、楊さんは不法に1年6カ月の労働教養を科された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年6月30日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/6/18/202955.html