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北京:石景山の法輪功修煉者・菫信珍さんは、家に帰れない

(明慧日本)2009年6月16日の昼、北京市石景山区の衙門住民委員会の田宝桂(女性)は「610弁公室」の楊建菲と警官2人(1人の警官の番号は043855)と一緒に菫信珍さんを呼び出して、菫さんに「法輪功を修煉し続けているか」と聞いた。菫さんは「信教の自由は、憲法に書いてあるように国民の権利です。私は、その自由があるので、あなたたちと関係ありません」と堂々と答えた。その後、楊建菲は警官を連れて、菫さんの自宅に侵入し、個人の財産を奪ったので、菫さんは仕方なく、放浪生活をしなければならなかった。

 菫信珍さんは、石景山区の衙門口村の東街167号に住んでいた。「610弁公室」、公安局、住民委員会などの人は、菫さんが法輪功修煉者であることを知り、2000年2月から、菫さんに対する監視と私生活の妨害を続け菫さんは心身ともに迫害を受けた。

 2000年、菫さんは、石景山公安分局に不法に1カ月監禁された。石景山区魯谷派出所も常に菫さんを呼び出し、軟禁し、洗脳班に送るときもあった。

 2002年、中共政権は「第16回大会」の開会のため、11月5日、菫さんを自宅から連行した。そのとき3人の警官(鄭開紅、郭仁臣、もう1人の名前は不詳)、警備員4人、住民委員会8、9人が菫さんの家に侵入し、菫さんを洗脳班に連行し、9日間監禁した。洗脳班が警備員を雇い、菫さんに対して蹴ったり、殴ったり、髪を掴んで壁に打ちつけたりした。そのため、菫さんはいまだに頭痛が続いている。

 菫さんは断食して不法な迫害に抗議したが、「610弁公室」の警官と警備員は菫さんを掴まえ、ゴム管を鼻に詰め込み、9日間に4回灌食した。最後の灌食(11月13日)は、ゴム管が菫さんの喉につまり、菫さんは意識が朦朧とした状態になった。あれから、菫さんの喉はいつも異物感を感じ、胸が痛く、黄色い痰が出て、不眠が続いている。

 いろいろな迫害を受けた菫さんは普通の人と同じように仕事が出来なくなっている。今年、中共政権は建国60周年を祝うため、2009年6月12日午後3時、衙門住民委員会の田宝桂(女性)、「610弁公室」の楊建菲は、「転向」せず、煉功をしないという保証書を書いていない菫さんの自宅に不法に侵入した。6月16日昼ごろ、その2人は再び菫さんの私生活を妨害し、菫さんに法輪功を修煉しないように強行に言わせ、その後、菫さんの家に侵入して品物を奪ったという。

  2009年7月2日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/6/27/203517.html