日本明慧
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善の力、法の威力

(明慧日本)善の力を感じたのは修煉し始めたある日のことです。夫は夜寝る時ひどい鼾を立てるので、私は側にいて全く寝つくことができませんでした。ひ弱だった私にとって睡眠はとても大事なことで、修煉する前ならきっと大いに怒り、彼の鼻をしっかり摘んで、あるいはカンカンになって坐り、彼を起こしたことでしょう。しかし師父は私たちに善を持つことが必要だと教えておられるので、私は違った角度から考えるようになりました。つまり彼は太っているから鼾をかいているのであり、別にわざとやっているわけではなかったのです。このように考えているうちに、いつの間にか彼のいびきはすぐに大幅に小さくなって、間もなく止まりました。本当に不思議だと思いました。

  2000年の半ばのある日のことです。勤め先で大法に反対の態度をとっている責任者が私に、「○○副書記が会議上で私の部門は誰がまだ煉功していると告発して、これらの人と談話するようにっている」と言いました。 

  私達の部門には何人かの法輪功修煉者がいて、修煉してからみんな仕事や生活、あるいは身体の隅々まで良くなり、その中の何人かは長年の難病を患っていたのです。皮膚癌を患った老人もいましたが、数年の修煉を通して、病院にも行かなくなり、若々しくなってきました。若い修煉者もますます綺麗になって気だても良くなり、部門の中には多くの人が法輪功を学びたいと言いだし、多くの人は大法の良さをはっきりと分かってきました。

  「7.20」から法輪功への迫害が始まって以来、ほとんどの上司は上に対してごまかすように対処していて、一部の歪んだ人を抑制しました。しかしそうした中でも共産党と逆の立場に立ったことによって、弱点につけ込まれたり、ひどい目にあわされる対象になったりすることをひどく恐れたため、専ら法輪功問題を管理する副書記は、個別に真相を知らない人の告発の下で、党の委員会でこの問題を出して、主管幹部は保険をかけるように、「人民が訴えなければ、官は追及しません。しかし人が言及するので、構わない訳にはいかないので、その人を呼んで話して---○○はまだ党員なので、党員である以上必ず放棄しなければなりません」と言いました。

  私たちはこのことを耳にして、みなこの副書記に対してとても憤慨し、彼の人柄を取りざたして、彼と連れあいが法輪功に対してどのように敵視しているか等をさんざん言いました。私は聞けば聞くほどその人を嫌悪して、恐れる心もますます気になりました。翌日の昼頃仕事が終わった時、副書記がちょうど私の前方を歩いていて、私の心はドキドキする一方で、また非常に彼を軽蔑しました。私はこのような良くないエネルギーに包囲されていて、ほとんど息ができないほどでした。この時師父が『転法輪』の中で、「物事の善し悪しは人間の一念によるものであり---」とおっしゃったことを思い出しました。私は善念が必要だと思って、次のように一念を出しました。「絶対に彼に大法に対して罪を犯させてはなりません」 そう思ったとたん、私は体全体がすっきりと感じて、いかなる良くない事も起こることはないと思い、私は彼に向かって微笑んで歩いて行き、彼も私に微笑みを返しました。

  それ以来確かに人を呼んで談話したりすることなく、党委員会の上でも、再び言及する人はありませんでした。この副書記と連れ合いは今すでに定年退職していて、今までにまだ三退をしておらず、まだ大法に対する誤った観念があるのですが、しかし法を正すことが終わらない限り、彼らはまだ機会があるのです。

  以上は随分前のことで、あまり深く思ったこともなく、今ふと振り返ってみると、すべてが大法の威力であることが分かりました。私たちは人を救い済度したければ、無私無我で他の人のための心を抱かなければならず、すべての生命を大切に、すべての人を救い済度する機縁を大切にする心を抱くことによって、初めて大法の威力がはっきりと現れて、更に効率よく更に多くの人を救い済度することができます。

  私はその時法の上でそこまで理解することができ、法はすでにその威力を体現してくれました。もし私たちがよく法を学び、しっかりと自分を修めて、万事をすべて法によって認識することができれば、どれだけ大きな威力が現れることでしょう。

  以上は次元の限りがあるので、ご指導のほどよろしくお願いします。

  2009年7月2日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/6/29/203581.html