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牡丹江刑務所、数年間で迫害致死10数人

(明慧日本)黒龍江省牡丹江刑務所には22カ所の監禁施設がある。そこに100人余りの法輪功修煉者が不法に拘禁されている。毎日、長時間の強制労働を科せられるだけでなく、施設側が求めている「いわゆる中共の言う(修煉を放棄させる)」「転向」の効率化を図るために、拷問の実施が当たり前となっている。電撃、酷い殴打、灌食、吊り刑、枷鎖で縛り付け、「開飛機」、冷凍、針刺し、「蹲小号」、集団暴行等々。修煉者の多くが負傷し、後遺症で身体障害となる。また迫害での死者は10人以上である。

  迫害の一部の状況

  2004年12月初め、警官・李潔志、李玉宏、李偉、董玉江、王和らが強盗殺人罪で服役中の受刑者・劉立軍等を(暗に)示唆して法輪功修煉者を残虐に迫害した。修煉者の楊暁光さんは劉に鼻と口が血まみれになるまで暴行され、顔には青あざが残った。修煉者の劉国来さんは目を殴打されて真っ青な打痕、肋骨が3本折れ、地面に倒れたまま起き上がれない。50歳過ぎの孫栄孝さんは4日間2回も酷い暴行を受けたので満身創痍の状態。

 2005年11月10日前後、獄政幹事・張慶山は修煉者の関連斌さんに対して、スタンガンで生殖器と両太ももに3時間にわたり電撃ショックを加えた。その迫害中、1時間電撃を続けた時、関連斌さんの心臓病の発作が起きた。それなのに、張は更に心臓部位に電撃を加えながら、「俺は、心臓病の専門医だ」と狂ったように叫んだ。

 2006年3月16日、修煉者の王海さんは「転向」を断固として拒絶したため、獄政科長・王旭輝、幹事・侯波、警官・宋軍林、李亜魁らに1日5回の残虐な迫害をされた。宋軍林は毎日のように王海さんに酷い殴打を加え、倒れた王海さんの袖を掴んで引き摺り回した。そして刑務所でもっとも凶暴な刑務執行人・劉立軍、李小東、牛淼に暴行させ、王海さんを裸にしてホースで全身を鞭打った。その上手足に掛けている鉄製の枷鎖を蹴ったり踏み付けたりして傷害を加えた。これによって、王海さんの手足には何カ所かの真っ青な傷を負わせ、怪我は悪化して化膿した。1カ月間迫害され続けた結果、王海さんは重症を負って、精神異常になり、大小便さえ失禁する状態に陥った。加害者の侯波は「俺は、王海の命を半分片付けたぞ」と自慢げに言ったという。

 2006年3月25日、武学軍、宋軍飄、姜磊は黄国棟さんに暴行を加えた。スタンガンで彼の生殖器と肛門を電撃して失禁させた。その後、重症に至るダメージをうけた肛門は収縮力を失った。

 2006年5月17日、武学軍は劉君さんを押さえつけ、脚で首を踏みつけて電撃を加え、更に脚で目を蹴り、目に突っ込んで怪我を負わせた。

 ハルビン朝鮮族の中学校教師・田栄賀さんは7日間の残虐な迫害を加えられた。刑務執行人はテープで彼の口を封じ、強打して歯を砕いた。呉?栄は警官に失神するまで凍った水をかけられた。姚国才さんはとうもろこしで作った麺と辛子で作った麺などを強制的に口に注がれ灌食された。

 牡丹江刑務所では未だに法輪功修煉者を迫害し続けている。呉国利さん、賈昌民さん、孫發さん、趙建国さん、牡市第二中学校教師・?呈閣さん、戴啓鴻さん、侯喜才さんらの法輪功修煉者は牡丹江刑務所共同訓練隊に移送された。そこで、身体の洗浄を禁じられ、睡眠の禁止、家族との面会も禁止という生活を3カ月強いられている。

 監禁された人数は、約4800人。毎日12時間の強制労働を科せられて、一部の人は身体の洗浄も許されぬままで、疥癬病が広がった。重労働に就くと化膿した手、疥癬が出た手で「割り箸」、「アイスキャンデー」を作ることを命じられている。

 2009年7月5日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/7/3/203872.html