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出家して23年、神韻公演を観て新しい人生が始まる(三)

(明慧日本)

  法会に参加し、多くのものを悟る

  偶然にも、2日目のニューヨーク法会で、記者は再び法伝さんに会いました。彼女は法会に参加した感想を聞かせてくれました。

 「今回の法会は国際的な交流会で、私のこの1年間の修煉の昇華でした。世界各地から集まった大法弟子は師を手助けして法を正し、衆生を救う隊列に参加し、みんな色々な心性の難関を乗り越えて来ました。実際はこれらの難関はみんな遭遇することですが、よく乗り越えた人もいれば、そうでない人もおり、乗り越えられなかった人はやり直しです。そうなると修煉状態も後退することになり、泥沼に嵌ったようになかなか起き上がれないのです。しかし交流を聞いて私は、すべての問題が実は同じく私が直面している問題である事を発見しました。同時にどうすればさらに精進できるかもわかりました」

 「たとえば、ワシントンDCの学習者は、神韻のチケット販売をいかに進めてきたのかを交流しましたが、私にとって見れば、これはまさに超えにくい難関でした。それは私が相手にしているのは宗教界の人々で、彼らには私がなぜ法輪功修煉に変わったのかが理解できないので、私に『自分が袈裟を着ていることを忘れてはならない。法輪功は出家法門ではない』というのです。これらの鋭い問題に直面し、どう対処すればいいのかわからず無力感を感じ、また誰に相談したらいいのかもわかりませんでした。このような問題は誰も遭遇したことが無かったからです。この同修の発言を聞いて、あ、彼の心の中はこうだったのかと、私は彼の発言を聞いてこの問題を突破できました。突然わかったのです」

  「多分私の心が、仏教界の人々を救いたいという願望が強かったのでしょう。しかしその方法はそんなに簡単ではなく、気持ちにもあまり余裕がありませんでした。その上妨害もありましたので、彼らが私に問いかけてきた問題が実は私の心の塊であり、私はその塊に困惑してしまいました。私は一人ひとりの宗教信者、仏教徒と話をするときに、一種の気がかりがあり、その気がかりが一旦現れると、それはたちまちひとつの障害となり、しかも隙に乗じられていたのでした。私が今日見つけたのはつまりこの隙に乗じられた原因です。それまでは自分が隙に乗じられていたことがわかっていませんでした。ずっと解決できなかった問題が、師父の二言三言で打破できたのです

  「神韻のチケット営業のとき、私には師父の威徳、佛法の無辺さに対する断固たる信念が足りませんでしたので、隙に乗じられたのでした。自分のこの欠点を今回の法会を通じて見つけることができました」

 法会で、法伝さんは幸運にも師父にお会いすることができたのです。師父の説法を聞き、彼女は自分の感想を聞かせてくれました。「今回の法会で師父にお会いできましたが、師父は本当に偉大で慈悲深いと感じました。私は、どうしたら師父の慈悲と包容力を学ぶことができるのかと考えていますが、本当に難しいのです。みんな本当に師父がおっしゃったように、邪悪に隙を乗じられ、精力を分散させられ、頭がくらくらし、どうしていいのかわからない状態なのです。私たちは本当にまだまだ法の勉強が足りないのです。内部の分岐が大きく、本当に足りないところが多いのです。私たちが数年来解決できなかった問題を、師父は二言三言で打破してくださいました」

 (終)

  2009年7月5日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/6/21/203168.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/7/4/108828.html