日本明慧
■印刷版   

湖北省麻城市における法輪功修煉者に対する迫害の真実

(明慧日本)湖北省麻城市の中共公安部門(610弁公室、国安、公安など)の警官は中国共産邪党に追随し、法輪功修煉者を迫害している。下記は2007年から2008年にかけて、法輪功修煉者に加えた迫害の事実の一部である。

 一、2007年6月22日夜から23日の朝まで、麻城市610弁公室と国安、公安は、各郷鎮派出所と結託し、約100人の警官を出動させ、ドアを壊したり、塀を乗り越えたり、あらゆる手段を用いて全市内の法輪功修煉者の家に侵入し、不法に家宅捜索や家財の略奪をし、修煉者を連行した。 

  初期の調査では、少なくとも19人(名前は中国語webサイト参照)が連行された。 

  白子鍵さんは連行された際、警官に抗議したため、数人に殴られて何度も意識がぼんやりした。騒ぎで目を覚ました隣近所の人達の抗議を受け、警官は初めて暴力を振るうのを止めた。警官らは白さんのコンピュータやプリンター、その他の私物(具体的な数字は後日調査が必要)を略奪した。 

  梁夏さんが連行された時は、携帯電話、オートバイ、コンピュータ、銀行の預金通帳なども略奪され、領収書など何も出さなかった。 

  劉キン時さんが連行された際、警官はパトカー4台を出動し、十数人が劉さんの家を取り囲み、身分証など何も提示しないままドアを壊し侵入した。

  易興祥さんが連行された際は、警官は庭の塀を乗り越え、鋼鉄の棒を振るってドアを壊し、侵入した。易さんが「どなたですか」と聞いても、警官らは返事をしなかった。「かつての馬賊は深山におり、現在は公安にいる」という流行語は確かである。

 二、2008年5月、麻城市留置場に拘禁されていた麻城市の法輪功修煉者数人が当局に判決を下された。劉新さんは6年、白子鍵さんは4年、羅先豹さんは4年、この3人はすでに悪名高い湖北省沙洋労働教養所に送られた。羅立騰さんは10年、謝瓊英さんは7年、余学倫さんは3年の判決があり、近いうちに移送されるという。また、別に執行猶予が十数人、省外で判決された者も何人かいた。これは2005年来、麻城市における法輪功に対する集団迫害の悪質な事件の一つである。

 三、2007年6月、羅立騰さんは連行され、麻城留置場に1年間拘禁されていた間、2回湖北省洗脳班に送られて迫害された。

 2008年6月1日、羅さんは10年の判決を言い渡され、武漢市洪山刑務所へ移送されてから現在まで消息不明になっている。羅さんの母親は麻城公安局へ尋ねて行ったが、何の消息も得られなかった。羅さんがどこにいるのか、現状はどうなのか誰も知らない。

 羅さんの父親、羅開軍さんは迫害によって死亡した。開軍さんは長期間にわたって麻城公安の警官に誰もが激怒するほどの手段で迫害された。2001年4月、開軍さんは麻城市中駅鎮派出所で拷問され、全身が腫れ、口や鼻から出血し、3日間水も食事も摂れず、動けなくなった。致命的な暴力的迫害を受け、長期間痛めつけられた羅さんは2002年9月23日、死亡した。羅さんが死亡した時、妻の呉文燕さん、即ち羅立騰さんの母親は沙洋労働教養所に服役中であった。呉さんは2001年4月27日に2年の労働教養を言い渡され、刑期満了後釈放された。

 2009年7月6日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/7/4/203939.html