日本明慧
■印刷版   

私が経験した出来事


文/中国大陸の大法弟子・世卿

(明慧日本)私は今年22歳になりました。15歳までは天目が開いていましたが、今はたまにしか見えません。しかし、天目のことは決して他人には話しませんでした。

 母は1999年に大法を修煉し始めました。そのころ私はまだ12歳でした。ある日、父が残業することになり、母は私を連れて初めて法会に参加しました。私と母はある人の家に行きました。部屋の中は人だらけで、私と母は床に座りました。法会が開始されて10分ぐらいして、師父の肖像が黄金色に輝き、私の体は光に包まれました。その時、師父が肖像から出て来られました。髪の毛が青く巻毛で、手に法輪を持ち、その法輪の中からいろんな色の光が四方八方に輝き、同時にその法輪の中から九色に輝く法輪が私の体に入り、その後、師父は手に持っていた法輪を私の腹部に植えつけられました。これを見て、私はとても嬉しくなり、その法輪に触りました。その後、師父は私に法輪を加持する動作(第五式功法の第二の動作)を教えてくださいました。それから毎日母と法を学ぶようになりました。

 2000年から2002年に、母は法輪功の真相資料を作成することを発見された為に連行されました。2002年のある日、私と父は一緒に連行され、家は警官によってめちゃくちゃに荒らされました。当時、私と父は「大法の本は絶対に見つかってはならない。師父の経文は必ず見つかってはならない」と強く思いました。母もそう思っていました。警官にどんなに質問をされても私と父は知らないと返事をしました。父は修煉していないので、私と父は無事に家に戻ることができました。

 父と家に帰った後すぐに、大法の本がなくなったかどうかを確認しましたが、1冊もなくなっておらず、経文の中にある師父の肖像と日用品も一つも取られずに残っていました。一部の真相資料も見つかり、それを父と毎晩全部配り終えました。私と父は母の無罪を信じ、法輪大法は最も正しいと固く信じています。

 学校と同級生からの圧力により、学校を中退せざるを得なくなり、法も学ばなくなりました。けれども何かあったら、「真・善・忍」に従い、他人と争わないことがいつも頭の中にあります。

 以前、私と父はいつも母を手伝い真相を伝えました。母と各真相資料を配布するグループに真相資料を届けに行ったとき、家のベッドと床にすき間もなく真相資料が置いてあり、突然、真相資料から赤い光が出てきて、部屋中があっという間に赤い光に包まれました。資料を届け終えてから消えました。この状態がずっと1時間続きました。私と母の身体は熱くなり、非常に不思議で素晴らしかったのです。

 今日皆さんに数日前に見た夢を伝えたいと思います。夢の中で、師父は計り知れない慈悲を持ち、私の目の前に来られて、微笑みながら私の頭を撫で、そして私を引っ張り上げて浮き上がりました。上れば上がるほど速くなり、三界を突破すると、私たちは止まりました。私はうつむいて下を見ると、沼のような糞の池の中で懸命に這い上がろうとしている人、すでに死んでいる人、息も絶え絶えに助けを呼ぶ人もいました。人々はみな沈もうとしていました。この時、ある大法弟子が配った真相資料を手にした人は、すぐに浮き上がり、救われました。けれどもその数は僅かでした。最後に這い上がれなかった人はみな白骨になってしまいました。

 師父はまた私を連れて上へ上へと上がりました。どの世界にも佛、道、神の姿をした生命が慌てて下へ何かを落としているのが見えました。彼らは私たちが見えません。師父が彼らは旧宇宙の悪い神で、下に落としているのは毒ですと私に言われました。このとき、一部の大法弟子が自分の物を守り離そうとしないので、悪い神は彼らの弱みに付け込み、毒を入れそれが病業として現れました。しかし彼らは旧勢力の迫害を病気と思い込んで、長い間苦痛の中で耐えていましたが、最後は身体を失ってしまい、執着を捨てましたが、とても遠くに落ちた人もいました。

 師父は私を連れてさらに上へと上がり、果てしなく美しい所に着きました。そこの空気は透き通っており、至るところに黄金の龍と美しい鳳凰がいました。無数の様々な法輪が回りながら空を飛び、放った光は彼方に飛んで行き、多くの神々は幸せで心まで洗われるようであり、天女は音楽に合わせて踊り、姿がとても純粋で並外れていました。太鼓を敲く人は絶えず太鼓を敲き、みんなで私たちを迎えました。師父は私の本当の名前を教えて、ここが私の家だと教えてくださいました。師父は母の傍に戻らなければならないと言われ、私を送り戻されました。そしてわたしは夢から覚めました。

 目醒めた後もはっきりとその光景が目の前に現れてきます。『転法輪』を見たことがある人なら必ず私が見た夢は夢ではなく、現実そのものだと分かるはずです。師父は私のような意気地なしの小弟子を見捨てられません。これは師父の私に対する果てしない慈悲なのです。

 母はこの物語を書き出して、多くの人に見てもらうようにと励ましてくれました。私もそうすべきだと思いました。これを見て、中共政権の嘘に騙されている人は早く目醒め、大法弟子が真相を伝える中で救われることを願います。また病気だと思い込んでいる大法弟子はこの考えを捨てて、いち早く師父と共に家に帰りましょう。

  2009年7月7日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/6/28/203531.html