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湖南省:中共は建設銀行を退職した女性を洗脳班に拘禁

(明慧日本)2009年6月9日、湖南省建設銀行医療室を退職した女性・ペンさんは長沙市リウ正街派出所に不法に連行された。いかなる法律の手続きもないままペンさんは長沙市開福区ラオ刀河鎮の長沙市法制教育育成センター(ラオ刀洗脳班)に送られ、不法に拘禁され続けている。

 ペンさんは法輪功を長年修煉し、中共のTVが宣伝した天安門焼身自殺などの嘘のニュースを信じず、真相を伝え続けたため、中共政権の迫害を受け、長沙市ラオ刀河洗脳班に拘禁された。

 中共政権の610弁公室は不法に法輪功修煉者を迫害し、法律を無視した組織で、長沙市ラオ刀河洗脳班は長沙市610弁公室が2002年11月になんの許可もなく設立した施設である。この施設には善良な法輪功修煉者以外、一般人も収容されている。

長沙市法制教育育成センターの門

長沙市法制教育育成センターの受刑者を収容するビル

 洗脳班では、610弁公室が湖南省建設銀行にペンさんを24時間監視するよう要員を2人派遣することを要求したが、拒否された。今はペンさんの家では高齢の父親と娘がお互いに助け合い、何とか生きている。

 7年前から、長沙市の十数人の法輪功修煉者が長沙市ラオ刀河洗脳班で不法に拘禁されており、洗脳班にいる法輪功修煉者は毎月7千元以上の洗脳費用をゆすり取られている。

 迫害に関与する者は「ここに来る人は三つの選択しかない、一は『転向』、二は精神病院に移動する、三は労働教養を受けるかだ」と言い立てた。張俊傑さん、李志鴻さんなどの多くの長沙の法輪功修煉者が株洲白馬リュウ女子労働教養所か湖南省で新しく建設した労働教養所で迫害を受け続けている。ペンさんはいわゆる不法な刑務所に収容されており、内部でどんなことが起こっているか非常に危惧される。

 ペンさん(56)は医療事務に長年携わっていた。彼女が18歳の時、尿にいつも血が混じり、背中が痛くなり始め、20代の時、椎間盤ヘルニアと診断された。痛くて腰をまっすぐ伸ばせないため、いつも同僚に笑われるなど仕事に大きな影響があり、その後、腎盂腎炎、口腔白斑症などの診断が下された。

 1996年、法輪功が長沙に広がった時、ペンさんは試してみたいという気持ちで9日の説法講座に参加した。不思議なことに、1日目の講座が終わり、まだ功法を学んでいないのに、身体から何か取り除かれたような感覚がして、身体がとても軽くなった。こうして、ペンさんは法輪功修煉者の列に加わった。修煉してしばらくすると、持病が一つ一つ消え、長年苦しんでいた身体が病気のない状態になり、身体中軽く感じ、本当に言葉で表せないような気持ちになった。

 1999年7月、江沢民を初めならず者の政治集団が法輪功修煉者の多さに嫉妬し、国民に心身ともに良い影響を与えたという事実を無視し、理性を失うほどのデマをとばし、迫害を始めた。

 ペンさんと一緒に湖南省建設銀行で働く法輪功修煉者は相次いで迫害を受けている。営業部で働く若い女性従業員・李ランさんはかつて湖南省精神病院に拘禁されたことがあるし、営業計画を担当する若い男性幹部・周光華さんは不法に労働教養されたこともある。ペンさんは何度も中共当局のいやがらせを受け、さらに不法に拘禁された。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年7月7日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/6/28/203586.html