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6人の法輪功修煉者が蘭州ゴン家湾洗脳班に連行された

(明慧日本)甘粛省蘭州市「法制教育学校(ゴン家湾洗脳班)」に拘禁されている法輪功修煉者は趙庭儿さん、杜文慧さん、甦錦秀さん、侯艶清さん、牛万江さん、陳桂芳さんなど6人である。趙庭儿さんの家族が何度も釈放するよう求めに行ったが拒否され、それに1万元を科された。

 「ゴン家湾洗脳班」の看板に蘭州市矯治康復中心と書いてある。甘粛省中共「610弁公室」が法輪功修煉者を迫害する場所であり、法律、人権を踏み倒した場所でもある。8年来、400名近く法輪功修煉者が迫害により死亡しており、あるいは体が不自由になった。

 (一)趙庭儿さんが受けた迫害

 蘭州飛控儀器厂定年退職員・趙庭儿さん(65歳男性)は1995年末ごろに法輪功を修煉し始めた。修煉する前に軍隊にいたせいで頭痛、足と腰痛などの病気を患った。修煉してからすべての病気が全快した。1999年7.20に法輪功が迫害されて以来、奥さんと幾度も嫌がらせを受け、煉功しない保証を書くように言われたが、断った。

 2003年11月13日夜11時ごろに趙庭儿さんは侵入してきた市「610弁公室」、蘭州飛控儀器厂警備員などに安寧分局に連行された。24時間にわたって吊るしあげられ、殴られて2本の歯が折れ、大小便も失禁状態となった。蘭州市第二看守所に移送され、迫害を受けた。2004年10月、趙庭儿さんは中共役員に懲役4年の判決を下され、蘭州刑務所に拘禁されて迫害を受けた。

 (二)杜文慧さんが受けた迫害

 蘭州市七里河法輪功修煉者・杜文慧さん(40歳女性)は2008年4月中旬ごろ、七里河西園派出所の魏東、綜治辧、「610弁公室」などの役員にゴン家湾洗脳班に連行された。あれから1年経った今日、家族が幾度も彼女を釈放するようにと求めたが 「610弁公室」に指示されたからとの返事である。

 杜文慧さんは1996年に大法と出会い、修煉を通じて健康になり、道徳水準を高めた。1999年7.20以来、真実を語ったため15日間も拘禁された。その後、不法に韓家河洗脳クラスに半年間にわたり拘禁された。最後に七里河「610弁公室」に1200元を科され、家に返された。2008年4月中旬に再び連行された。幼い子供を世話する人がおらず、夫も仕事ができないまま大変な生活を送っている。

 (三)甦錦秀さん(47歳女性)は蘭州市紅古区平安郷の農民である。2006年に不法に懲役を下され甘粛女子刑務所に1年間ほど拘禁された。2007年9月に理由もなく郷政府、郷派出所にゴン家湾洗脳クラスに連行された。

 2007年10月末ごろに洗脳クラスの役員・王東、楊文泰は甦錦秀さんが煉功したとの理由で個室のドアに手錠で拘束され、閉じ込められた。4、5日間後に精神異常となった。小便しても分からなくなり、半月後に関押楼に移送された。迫害により顔、手首、足などが腫れた。1か月後に腕が動かなくなり、ごはんを食べる時に箸も持てない。2年経ったがいまだにゴン家湾洗脳クラスに拘禁され、迫害を受けている。

 侯艶清さん(57歳女性)は蘭州運輸公司定年退職員である。2000年1月に北京へ陳情に行ったため、不法に蘭州桃樹坪留置場に15日間拘禁された。彼女は断食で迫害に抵抗した。2002年2月、会社から蘭州市ゴン家湾洗脳クラスに連れ去られた。1年間ほど拘禁され迫害を受けた。2008年3月8日に夫に殴られ、昏迷した状態で団結新村派出所の役員に蘭州市ゴン家湾洗脳クラスに連行された。いまだに拘禁されている。80歳の父親は面倒を見る人がいないままである。 

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年7月8日


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/7/4/203926.html