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雲南省:中学教師が警察に追い詰められて5階から墜落し重傷

(明慧日本)2008年6月24日、雲南省昆明市盤龍区第一中学校教師の王勇さんは、西山支署の国安大隊に追い詰められ、脅迫されて、5階から墜落した。3本の肋骨が折れ、重傷を負い、身動きできない状態となった。

 この事件は、昆明市東駅近くの王勇さんの借りているマンションの5階の部屋で発生したことであり、この部屋は、警察の不法な逮捕を避けるために借りている仮の住まいである。当日午後4時、昆明市警察署西山支所の国安大隊長の邱学彦は警官数人を連れて王さんの部屋へ殺到し、当時、その部屋にいた法輪功修煉者・鄧智旭さん、吉紅蓮さんを連行した。王さんは避難するために、大勢の警察の目の前で仕方なく5階から飛び降りた。その後、警察は王さんを昆明市第四十三病院に運び、検査の結果、3本の肋骨が折れ、胸骨が突出し、右腕に外傷があった。左半身全体が黒くなり、身動きできず、話せない状態だった。

 翌日になってやっと家族は情報を知り、病院へ面会にやって来た。西山支署、国安大隊の警官らは王さんの家族を脅して、情報を漏らしてはならないと強要した。さもなければ、王さんの夫の仕事、家族の安全、子供の進学など全てが影響されるだろうと言った。王さんの母親はこの情報を知り、その場で卒倒し、とても悲惨であった。

 以前、王さんは警察に連行されたことがある。2009年4月21日、王さんと昆明市の法輪功修煉者・張秀英(女性)さん、董桂芬(女性)さん、陳小衡(女性)さんらは各自に凌莉(女性)さんの家に行った。凌さんの家を出てから、それぞれ連行された(詳しい状況は2009年4月27日の明慧を参照)。王さんは4月21日、学校の授業が終わったところで連行された。その後、脱出した王さんは昆明市東駅付近のこのマンションの5階の部屋を借りた。

 中国大陸には、数え切れないほどの法輪功修煉者がただ信仰を堅持し、法輪功の真相を人々に伝えただけで中国共産党の警察に連行される。そして、大多数は連行されてから警察に虐待され拷問を加えられ、さらには不法な労働教養処分や、懲役を言い渡される。修煉者たちはみな生命を大事にしており、法輪功自体も自殺してはならないと教えている。王勇さんの墜落は警察に追い詰められたのが原因である。

 王勇さんが墜落事件で連行された時、一緒に連行された法輪功修煉者・鄧智旭さん、吉紅蓮さんの状況はまだ調査中で、情報の提供を期待している。

今回、警官を連れて王勇さんを連行した首謀者は、昆明市警察署西山支署国安大隊長の邱学彦である。邱は、同年の6月25日に警官6人で不法に法輪功修煉者・王嵐さんに嫌がらせをした。詳しい情報は2009年6月29日の明慧大陸総合情報を参照。

「編集者注:法輪功修煉者として、迫害に反対する時、理性的で冷静に、自分が修煉者であることを銘記し、過激な常人の方法を採らないでください」


2009年7月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/7/7/204033.html