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上海の法輪功修煉者・過月芬さん姉妹が迫害された情況

(明慧日本)上海の法輪功修煉者・過月芬さん(60歳過ぎ、女性)は2001年1月30日に法輪功が受けた迫害の真相資料を配ったとして不法に上海市女子労働教養所に2年間身柄を拘束された。妹の過月芳さん(60歳前後)も、真相資料を配ったため、2001年3月28日に不法に上海市女子労働教養所に2年間身柄を拘束された。

  2009年5月25日の朝、上海普陀支局、「610弁公室」の人員は銅川路嘉美坊に住んでいる姉の過月琴さんの家を不法に家宅捜査して家財を没収した後、また銅川路真光新村の第7住宅区に住んでいる過月芬さんの家を不法に家宅捜査し、家財を没収した。

  過月芬さんが団地のクリーニング店で衣類を洗濯していたところ、聯防隊員らと普陀区「610弁公室」人員らに幾重にも取り囲まれ、しばらく対峙している中で、家の鍵を奪われた。「610弁公室」の人員らはその鍵を持って過月芬さん姉妹の家に突入して家宅捜査をし、コンピュータ、プリンタ、大量の書籍と真相資料を没収した後、過月芬さん姉妹を派出所に強制連行した。

  過月芬さん姉妹は派出所で一夜不法に身柄を拘束された後、5月26日に普陀区留置場に移送され継続して不法に身柄を拘束された。留置場で「610弁公室」の人員は何度も姉妹2人に対して尋問を行った。妹の過月芳さんは、すべての尋問に対し回答を拒絶して最後に釈放された。住民委員会は過月芳さんを洗脳班(思想改造施設)に送ろうと企んだが、彼女に阻止された。

  姉の過月芬さんは留置場で、手錠をはめられ囚人服を着せられることを拒絶した。彼女は17日の夜6時から18日の午前11時まで、17時間も不法に尋問され精神的に苦しめられた(法律の決まりでは尋問は12時間を越えてはならない)、その間朝食を摂るときと、昼ごろ食事をとる時間をあわせてせいぜい30分くらいしか休めなかった。17日の夜6時から18日の朝ご飯を捕るまでの間(約7時間)は、彼女に一睡も許さず、便所に行くことすら許さなかった。

  不法人員らはこれらのごろつき手段を使って得たいわゆる「供述」などをもって、過月芬さんを逮捕し、5年の判決を下すと脅した。国内外の法輪功修煉者と正義の人々にこの案件に対し関心を持ってほしい。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年7月13日


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/7/11/204370.html