日本明慧
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恐れる心は修煉を阻害する火焔の山

(明慧日本)私は1999年「7.20」前に修煉を始めた大法弟子です。「7.20」以後はしばらく回り道をして、あまり精進しませんでした。法を正す進展の中で転んだりしながらここまで来ました。これは師父の慈悲と大法の威力があってこそ、初めて今日まで歩むことができたと分かっています。私はここで自分の修煉の経過を書き出して、同修と交流をさせていただきます。

私は恐れる心がとても強く、真相資料を配布し始めた頃はいつも(見られているのでは)と恐れて、一軒家に近づくと動悸が加速しました。ある時私は、師父が私の身の回りにいらっしゃるから、恐れることはないと思った途端、恐れる心は瞬時になくなりました。それ以来、真相資料を配布しに出かけても、それほど恐れなくなりました。

私たちの地区は、責任ブロックに分けて真相資料を配布しており、1人あるいは何人かで一つの管轄区域の責任を持っています。こうすることで、資料配布の重複による無駄を避けることができました。管轄区域を配布し終わると、街頭に置かれている自転車の籠に入れたり、人に直接渡したりしました。後に私たちは農村まで配布するようになりました。

ある時、私と妻は真相資料を配布しにある農村へ行きました。7〜8月頃でしたのでとても蒸し暑く、人々は寝るのも比較的遅く、多くの人は外で涼んでいました。配布を始めた頃、ある人が懐中電灯を持ってきて私たちを照らしました。私たちはその人を避けて回り道をしようとしましたが、迂回すればするほどその人はくっついて来ました。私は妻に「駄目だ! このままでは駄目だ! 私たちは最も神聖で最も偉大な事を行っているのだから、正々堂々としていなければならない」と言いました。話し終わった頃は、後ろにくっついていた人はもういませんでした。これこそ、まさに善し悪しは人の一念によるものでした。

私たちは引き続き配布を始めました。何人かが涼んでいるところまで行って、彼らに「まだ休んでいないのですか?」と挨拶しました。するとある人が「まだです・・あなたたちは何をしにきたのですか?」と訊きました。「私はあなたたちに真相を届けにきているのです」 「何の真相ですか?」 「法輪功の真相です」というと、ある人が「何の役に立つのですか?」と聞いたので、私は「読んでみてください、あなたたちみんなに利益があります。法輪功は迫害されているのです。今、世界80カ国余りの国々と地域のみんなが法輪功を修煉していますが、中国共産党だけが禁止しています。ここに資料とディスクがあります」と、言いながら真相資料とディスクをその人に渡しました。またある人は「ディスクはまだありますか?」と聞きましたが、私は「申し訳ないのですが、切れていますので、次回きっと持ってきます」と言いました。

真相を伝えているうちに、私は恐れる心が次第になくなったような気がしました。私は、中共公安局のオフィス・ビルと、社宅に真相資料とディスクを配布しに行ったことがあります。いつも恐れる心が現れた時、私は、師父が仰っている、「あなたが恐れるから隙に乗じられますが、念が正しければ邪悪は直ちに崩れてしまいます」という教えを思い出しました。私は真相資料を配布する時、びくびく怯える心から、今は面と向かい合って真相を伝え、三退を勧められるようになり、こだわりもなく、のびのびとした精神状態に達することができました。

師父は幾度も、私に人を救い済度する機会を与えて下さいました。私は、「三つの事」をしっかりと行う中で、「恐れる心」は取り除かなければならないと悟りました。時々思うことは、もし今回が最後のチャンスだとした場合、私がしっかりと行わなければ、後悔は永遠に残るのではないでしょうか? 恐れる心のために出て来られなかった同修はとても危険なのではないでしょうか? 「恐れる」ことはまさに神になる道を歩むための火焔(熱や光を放ち妨害する)の山です。この「火焔の山」を乗り越えられるかどうかは、今からでもやり直せば、まだチャンスがあります。同修の皆さん、私たちは共に精進して行きましょう。

2009年7月14日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/7/12/203993.html