日本明慧
■印刷版   

安徽省:女子労働教養所で奴隷のように迫害される

(明慧日本)安徽省女子労働教養所は、法輪功修煉者を迫害する魔窟であり、労働力を詐取する場所でもある。一切の自由を剥奪し、重々しく警備している壁の内側で、70歳以上の年寄りと12〜13歳の未成年者も毎日朝から晩まで過酷な労働を強いられている。

 この中の第二大隊には、殆どの監禁されている人が法輪功修煉者であり、ここは専ら法輪功修煉者を迫害する地獄で、毎日いろいろ手提げ袋やパッケージケースなどの商品を作ることを強いられている。この類のものは必ずある化学接着剤を使わなければならず、大量に使った結果、工場の中は刺激的な匂いが充満している。毒性が強く、修煉者たちはしばしば頭が痛くたり、のどと目が刺激されている。酷いのは、この接着剤を使って、月餅ケース、茶箱、食品袋なども生産していることである。

 この女子労働教養所は、中にいくつかの大隊があり、みな輸出商品を作っている。おもなものは編みもの類、バッグ類のものだ。労働は無償なので、コストが非常に低く、いくら安くても注文を受け入れる。だから、注文はいっぱい殺到している。(発注側の外国商社は中国の労働教養所で生産したとは知らないようだ)

 表向きには朝6時起床だが、実際には朝5時過ぎにはすでに労働が始まっている。3回の食事時間(長くても1時間を超えない)以外は、すべて工場内で働いている。工場の中では、話ができず頭を下げてひたすら労働することしかできない。少しでも止まったらすぐに巡視の警官に叱られてあるいは罰を受ける(10ポイントで1日監禁を伸ばされる)

 トイレに行くことも水を飲むことも制限されている。一部の年寄りは警察の許可を待っていられずズボンの中に排尿してしまう。こうして夜9時半まで続けて、手作業の仕事を持ち帰って宿舎で続ける。

 上の関連機関の検査を誤魔化すため、宿舎の中には大きな電気をつけず、皆小さい灯りの中で夜中2〜3時まで働き、出来なかったら徹夜をする場合もある。(警察の決めた量が絶えず増え、ずっと間に合わない)。暗い灯りのもとで作った不良品は昼間やり直す。悪循環で切りがない。この中の警官はだれも理由をつけて刑期を延長させることが可能だ。ある法輪功修煉者は、この労働条件が深刻になったことを書き出して、外へ密かに伝えて関連部門に告訴したため、数カ月の懲役を延期された。

 もっと酷いのは、毎日の労働時間管理票に、警官に指示された6時間を書かなければ厳しく罰される。一部の麻薬中毒者は警官の前で話した。「今度罪を犯すときはもっと酷いことをするぞ! 直接刑務所に入るにしてもこの労働教養所には入りたくない!」

 自分のために稼ぎ、受刑者にいっぱい働かせることばかりを考え、健康などに構わず、警官は受刑者をただの稼ぐ道具と見做している。

 ある日、夜の残業をしている最中に、突然検査する人が来たといわれて、警官は数十人を倉庫の中に閉じ込めた。ドアと窓をしっかり締めたまま検査の連中が帰るまで我慢して、数人が窒息にならんばかりだった。

 ある大隊は専ら輸出のトラベルトランクを作るため、全部高速の電動ミシンを使っている。ある人が労働中にあまり居眠りしたため、手がすこし移動し、太い針に刺されて貫通した。しかし、血が商品を汚したことを見て、警官は大声でののしった。医療室で簡単に処理して針を抜いてから、続けて労働した。この人は絶えず血が浸透している指でその汚れた商品を拭き取っていた。

 長期の負荷労働により、たくさんの人が高血圧になり、心臓病およびほかの疾病に患った。しかし、この場合警官は大量に強制的に薬を飲ませた。血圧を下げる薬は100錠で2元の廉価薬であり、副作用が大きい。しかし、警官にとっては関係なく、その場で働ければいいことだ。

 近年来、安徽省のこの「労働力」が不足になったため、毎年上海労働教養所から一部の受刑者(おもに麻薬中毒者と売春婦)を買っている。期限の長い人は500元、短い人には300元を払っている。彼女たちはほぼ若くてよく働く人である。この事実はすべて調べられることで、毎年買われた人は上海まで移送されている。

 上記の事実は、悪事をやり尽くしている中国の労働教養所にとってはただの氷山の一角にすぎない。

  2009年7月16日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/7/15/204560.html