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ミネソタ大学新聞:法輪功修煉者は中国共産党による10年間の迫害に抗議

(明慧日本)米国ミネソタ大学の大学新聞である『ミネソタ日刊新聞』は2009年7月10日、記者のKatherine Lymn氏の文章を掲載した。文中で、法輪功修煉者を紹介し、修煉者は先日ミネアポリスの市政府のビル前で集会と功法の実演を行い、公衆に中国共産党の法輪功に対する迫害が10年経った今日も、依然として続けられていると訴えたと述べている。

  記事の中で、法輪をマークとしている法輪功は法輪大法とも称し、緩慢な功法と法理を持っているが、10年前の7月20日から中国共産党の残虐な迫害を受け始めた。法輪功修煉者は水曜日にミネソタ市の活動に参加し、またワシントン政府所在地で全国的な活動を行う予定である、と書かれている。

  ミネソタ大学の「人権と健康」のプロジェクトの主管者であるカーク・アリソン(Kirk Allison)博士は、迫害が始まって以来、中国で10万人以上の修煉者が拘禁され、そのうち少なくとも3千人が拘禁中に死亡した。また、その多数は拷問による死亡であるとも語った。ミネソタ市第2区の市議員のケム・ゴードン(Cam Gordon)氏とアリソン博士は法輪功を修煉していないにもかかわらず、集会で発言し、法輪功に対する支持を表明した。ゴードン氏はミネソタ市議会議長のババラ・ジョンソン(Barbara Johnson)氏の支持の書簡を読んだ。書簡の中でミネソタ市は多元的で、開放的な文化で有名であり、市民は世界的な規模で人権のために努力すべきであると表明した。

  アリソン博士は法輪功の尋常でない10年間のことや、功法の伝播、および迫害を受けた情況を詳しく述べた。航空工学と機械学科の趙教授を含む4人の修煉者が30分間の功法の実演を行った。iPod(携帯デジタル音楽プレーヤー)から流れる煉功音楽は緩やかで、静かで、昼食時の広場の慌ただしい雰囲気とは対照的であった。その他の修煉者は法輪功を支持する横断幕を手に持ち、功法実演者の後ろに並んだ。シンプルな横断幕は人目を引いていた。

  Akiko Tsutsuiさんはミネソタ市のある学校の特殊教育の補佐で、水曜日の活動を手伝っていた。Tsutsuiさんは、ミネソタ大学の法輪功修煉者の団体と毎週、一緒に煉功をしていると言った。

  市政府ビルの職員や通行人のほとんどは、足を止めて横断幕を読み、あるいは学校の職員で法輪功修煉者・董文(音)氏の手から宣伝ビラを受け取った。

  董文氏は、多くの人は法輪功を理解していないが、しかし大多数の通行人は活動に対して支持を表明したという。

  ミネソタ市のタクシー運転手・Gedion Terfasa氏は当日ちょうど陪審員として市政府に来ていて、彼は法輪功の功法の実演を30分ほど観賞した。 Terfasa氏は、今まで法輪功と法輪功の迫害について一度も聞いたことがなかったと言い、「私は今日とても収穫がありました」と語った。

 背景

  法輪功は「法輪大法」あるいは「大法」とも称している。1992年5月より李洪志氏から伝えだされた佛家の最上の修煉大法である。法輪功は、「真・善・忍」にしたがって指導し、宇宙の演化の原理にしたがって修煉を行っているのである。億万人の修煉の実践を通じて、法輪大法は大法であり大道であって、真に修煉する人を最も高い次元まで高めさせると同時に、社会の安定や人々の身体の素質と道徳的な水準を高めることに対しても、計り知れない直接的な役割をも果たすことができことを実証した。

  1999年の「7.20」より、中国共産党は全面的な法輪功迫害を始めて、全世界の法輪功修煉者の反迫害、真相を伝える活動を誘発したのであった。この迫害は法輪功修煉者の「真・善・忍」の信条に対する迫害だけでなく、すべての人の道徳的な原則と精神的価値を消滅する試みである。

  2009年7月22日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/7/17/204732.html