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遭糞東刑務所:範慶軍さんは無実の罪を着せられ、7年間迫害された

明慧日本)法輪功修煉者の範慶軍さん(40)は、井シン県秀林鎮南張村の住民で、元石家庄市製薬会社の職員だった。範さんはただ法輪功を信仰しただけで、2002年9月に中共の警官らに強制連行され、徐水県留置場に不法に拘留された。2003年10月に中共に7年の実刑を科せられ、遭糞東刑務所の第1大隊に収容された。この7年間受けてきた残酷な迫害について、範さんは悪辣な警官・賀曉強を告訴している。

 以下は遭糞東刑務所の悪辣な警官及び凶悪犯の服役囚が範さんに対して犯した犯罪行為である。

 一、冷水の塩水池に1日中沈められた

 2004年4月、範さんは警官に無償の強制労働を命じられたとき、法輪功を修煉したことは罪ではないと認識していたため無償の強制労働を拒否した。第9中隊長の賀曉強は服役囚の李印強、戴貴友、張東強らに指示し、範さんを塩水池に沈めた。3人は長靴を穿いて塩水池の中で範さんを押さえつけた。4月の気温は低く,1日中沈められた範さんは関節炎にかかり、腰やあちこちの関節が激痛を起した。

 ニ、炎天下に1日中晒された

 2004年6月、中隊長の賀は服役囚の戴貴友、汪国才らに命令し範さんを地面に押し付け、顔を太陽に向けさせ押さえつけたまま1日中晒した。範さんは太陽光の照射で目が見えにくくなった。

 三、1時間にわたり3人に暴行される

 2006年6月の末、中隊長の賀は服役囚の戴貴友、麻薬常習犯の張秀生、拷問担当の陳玉珊らに範さんに暴行を加えるよう命令し、3人はなりふり構わず範さんに殴りかかり、特に麻薬常習犯の張は範さんの顔面に30回以上平手打ちをし、肘や拳で範さんの脚を50回以上殴った。悪辣な警官の賀はたばこを口にくわえながら脚を組み、満足気に暴行を見ていた。この残忍非道な場面は1時間以上続いた。

 四、長時間にわたり睡眠を取らせない

 3人に1時間以上暴行された日から連続4日間にわたり睡眠を取らせてもらえなかった。トイレの横に長さ20センチ、幅10センチ、高さ10センチの板に4日間連続座らされ、範さんの脚は腫れ上がり、トイレで用をたすときはしゃがむことが出来ず、目が充血し、耳鳴りがして聴力が落ちた。このような肉体と精神への迫害が続いたため、範さんは眠れず、神経衰弱、記憶力の低下、視力低下、頭痛、腰痛、関節炎、耳鳴りなどの後遺症が残り、健康な範さんの元の姿はどこにも見られない。

 不法に延長した刑期の満了は2009年9月20日となっている。情報によると範さんは2月1日に河北省の高裁に悪辣な警官・賀曉強を告訴していると言う。罪状は範さんに対し以上に述べたような迫害をしたことで賀は法律によって裁かれるべきであることと、精神的な損失、医療費などの補償が告訴の主な理由である。

 訴状は既に賀の手元に届けられ、法規では被告人は訴状を受理してから7日以内に回答しなければならないことになっている。この告訴について刑務所の教育担当課長の張福良は範さんに告訴を取り下げるよう圧力をかけ、範さんに対し「告訴しでもあなたに何もメリットになるような判決結果は得られないよ」と話した。範さんの意志は動揺せず告訴することに決めていた。

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な容疑者らの情報は、中国語ページを参照)

 2009年7月23日


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/6/21/203138.html