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ワシントン:ロウソクを灯して迫害による死者を追悼

(明慧日本)2009年7月16日、ワシントンD.Cのキャピタルヒルとワシントン記念塔の間で、法輪功修煉者はロウソクの灯りで「正法」と「Falun Dafa」(法輪大法の中国語ピンイン)及び1500人余りの方陣(連続する自然数を正方形に並べ、縦・横・対角線の和がどれも等しくなるように作ったもの)に並んで、中国大陸で迫害され、亡くなった法輪功修煉者を追悼し、迫害を停止するよう呼び掛けた。夜になると灯りは引き立ち、厳かで、和やかな雰囲気に包まれた。

 まさに「一つ一つのロウソクの明かり、一曲一曲の哀歌、修煉者の悲壮と勇気を物語っている。一つ一つのロウソクの明かり、一首一首のエピック、修煉者の慈悲と堅持を物語っている」の歌が流れているようだった。 




法輪功修煉者は迫害阻止10周年をロウソクの灯りで追悼した

 活動の司会者である黄祖威博士は、「毎年7月20日前、法輪功修煉者はこの活動に取り組み、中国共産党の法輪功に対する迫害を指摘し、阻止しています。10年の迫害で、すでに3000人以上の法輪功修煉者の命が奪われました。しかし、法輪功修煉者たちが続けて真相を訴えたため、より多くの人が真相を理解しました。今年の集まりでは、公の場で中国共産党の迫害を反対する米国議員も往年より多くなっています。人々が真相を知るにつれて、中国共産党の邪悪は世に暴露され、中国国内外のどこでも、迫害が続けられなくなると信じています」と言った。

 シカゴから来た馬氏は、88才を過ぎたにも関わらず、若い修煉者に負けないほど元気だ。「私が60才の時に、80才に見えると皆に言われましたが、法輪大法を修煉してから、80才になって、逆に60才に見えると言われています。もし、皆が『真・善・忍』に遵ってやっていけば、人類社会はもっと美しくなるのに・・・。なのに、まだ中国共産党は真・善・忍を修煉する人を迫害しています。私は、力を尽くしてこの迫害に反対します」と言った。

 修煉して2年目のカナダのモントリオールから来たジェロム氏(Jerome)は、子供の時に中国の僧侶のように、森に入って修煉したことがある。「修煉してからは、お酒もやめて、長い髪も切りました。今は、可愛い妻と2カ月の子供と暮らしています。私は、とても法輪功に感謝しています。極端に走らないで済み、私の生活と修煉のバランスをとって貰っています。ですから、中国人に言いたいことがあります。中国人が中国共産党の邪悪な本質を認識できるように願っています」と言った。

ジェロム氏(Jerome)

 ドイツから来た王氏は、「清華大学のクラスメートの学友は成績優秀でした。チューター先生からの評価もよかったのに、ただ法輪功を信じているため、8年の刑罰が下されました。ただちにこの迫害を止めさせましょう!」と呼びかけた。

 最近中国共産党を離脱すると宣言した有名な宗教心理学者である孫延軍教授もこの活動に来て、「これほど残酷な迫害の下で、法輪功修煉者はなぜ続けて迫害に反対してきたのか、彼らは真・善・忍を信じているからです。中でも、たくさんの人が命を奪われても自分の信仰をあきらめることがなかったのは、命よりも大事なものがあるからです」と活動を支持する意を表明した。

 国防省に勤めているレスカ氏は、優雅な音楽と解説に惹かれ、現場にやって来た。レスカ氏は、「普通の活動と違って、とても和やかな雰囲気です。もともと法輪功のことについて知りませんでしたが、真・善・忍を聞いて、とても賛同できると思いました。中国で行われている迫害は考えられません」と言い、帰ってインターネットでさらに法輪功のことを調べると言った。

 活動背景

 法輪功は法輪大法、大法とも言い、李洪志先生が1992年5月に伝え出した佛家上乗修煉大法で、真・善・忍を基に宇宙の演化の理に基づいて修煉する。1億人以上の修煉体験で証明されたように、法輪大法は大法、大道で、修煉者を高次元に導くと同時に、社会の安定、身体浄化、道徳水準の向上に、はかりしれない役割を果たしている。

 1999年7月20日、中国共産党は法輪功に対して全面的な迫害を発動し、全世界の法輪功修煉者の反対と真相を訴える活動を引き起こした。事実で証明されたように、この迫害は法輪功修煉者の真・善・忍の信仰への冒涜だけではなく、すべての人の道徳原則と精神価値への冒涜となる。

 2009年7月24日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/7/17/204735.html
(English:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/7/18/109281.html