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雲南省:医師・瀋躍萍さんは迫害により死亡

(明慧日本) 雲南省婦人幼児保健センターの医師である瀋躍萍さん(女性49歳)は1999年7.20前に法輪功の修煉を始めた。センターでの評判はよく、皆一致して認めたよい人であった。法輪功が弾圧されてから、瀋さんは一人の公民としてあるべき権利のもとに上申した。政府当局に法輪功の真相を伝えたが、捏造された罪名で5年の労働教養を言い渡された。

  2004年12月、瀋さんは他の3人の法輪功修煉者と共に不法に連行された。現地の「610弁公室」(法輪功取締本部)の指示の下で、4人がそれぞれ1年から5年までの労働教養を言い渡された。瀋さんは4年を科されたが、法廷で「610弁公室」が瀋さんの子供に対する不法な拷問と迫害を暴露したため、さらに1年の労働教養を追加され、雲南省第二女子刑務所に送られた。

 5年の拘禁期間中に瀋さんは真・善・忍への信仰を変えず、2007年3月から、拷問用の手足を十分に伸ばせないほどのごく狭い独房(小号)に監禁され、迫害を受けた。毎日洗脳され、シャワーを使うことも、立つことも、生理がきてもナプキンの使用も許可されなかった。同時に神経中枢を破壊する薬物を注射された。

  2006年10月からは家族との面会、電話や手紙などのやり取りを許されなくなった。2009年6月、家族は労働教養所から、病気治療のための一時出所の通知を受け、教養所に駆けつけたが、瀋さんは迫害されてすでに肺が穿孔していた。昆明第三病院に運ばれたが、2009年7月16日に他界した。

  上述の迫害手段以外に、雲南省第二女子刑務所ではすべての法輪功修煉者に2人の受刑者を配置し、修煉者のあらゆる行動を監視させている。これらの受刑者は修煉者を監視することで減刑される。また、周知のように雲南の夏は竹林の蚊が非常に恐ろしい。刑務所の裏には竹林があり、夏になっても、修煉者は蚊帳を吊るのを許されず、ほとんどの修煉者が蚊に刺され、顔や露出した部位がひどく腫れて赤くなっているという。

  2009年7月24日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/7/21/204965.html