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カルガリー:反迫害10年、蝋燭を灯して追悼(写真)


文/カルガリー大法弟子

(明慧日本)2009年7月20日で、中共(中国共産党)の法輪功に対する残酷な迫害はすでに10年続いた。国際社会に関心を持つように呼びかけ、共に中共の人権への迫害を制止するために、カナダのカルガリーで法輪功修煉者は7月20日に市政府の前に集まって集会を行い、その夜、中国領事館の前で蝋燭に火を灯し、迫害されて死亡した中国大陸の同修に哀悼を捧げた。

  20日の昼ごろ、カルガリーの法輪功修煉者は市政府の前に、「徹底的に中共を解体して、初めて全面的に迫害が終わる」「法輪大法好」という横断幕を広げて、10年の反迫害の集会を開催した。活動中、市政府広場は厳粛で、数十枚の大法の真相及び『九評共産党』の展示板が多くの歩行者を引きつけて、反迫害の署名をしてくれた。

 

2009年7月20日、カルガリーの法輪功修煉者は中国領事館前で蝋燭に火を灯し追悼している

カルガリー法輪大法学会代表:中国共産党を解体して、はじめて迫害が終わる


 
カルガリー法輪大法学会代表:孫さん

カルガリーの法輪大法学会スポークスマンの孫さん(女性)は、次のように述べた。中国共産党は人類の災難の禍根(災いの起こるもと)で、迫害を終わらせ、中華民族を救う唯一の道は平和に中共を解体することである。1999年7月20日、中共はすべての国家機関を始動させ、法輪功修煉者に対して「名誉を毀損させ、経済を破綻させ、肉体を消滅させる」という政策を行ない、残虐な拷問は百種類以上にも達した。

  今まで10年間の迫害は、虐殺された人数だけでも3292人である。数十万人が不法に刑をうけて、労働教養され、数万人が精神病院に送られ強制的に薬を飲まされた。また各地の洗脳班に連行され、精神的に苦しめられ、さらに多くの人が警官にめった打ちされ、経済面でゆすり取られた。中共が情報を封鎖しているため、これらはただ氷山の一角にすぎない。

  10年来、法輪功修煉者は善と忍の心を持って、各種の方式でたゆまず身の回りの人々に真相を伝え、「真善忍」を信仰している法輪功修煉者が直面していることがどんなに残酷な迫害であるかを人々に教えた。10年過ぎたが、 中共の法輪功に対する迫害は徹底的に失敗した。反対に法輪功は全世界の百余りの国に伝わり、だんだん多くの修煉者が反迫害の隊列に参加してきた。

  清華大学の博士:3年間入獄しても 志はかわらない

 
劉さん

劉さんは清華大学の博士課程で勉強していた時に、真相を伝えようと陳情に行ったため1999年から2001年にかけて4回も不法に拘留、洗脳され、2001年に3年の刑をうけて2003年に釈放されたあと、転々として2005年にカナダのカルガリー大学で博士課程を学んだ。彼の妻の姚悦さんは彼と同時に入獄して、今なお拘禁され北京の女子労働教養所で非人道的な迫害に苦しめられている。

  10年前の7月20日は彼の人生にとって運命が変わる日だった。彼は清華大学の学生から拘留所の常連になった。2001年に彼は妻とともに刑罰を下されて入獄し、獄中の3年間は思い出したくない苦痛なものだったと劉さんは言う。

  刑務所の中での精神的な苦難は肉体の苦痛より大きく、彼は常に刑務所の役人に殴打とスタンガンで苦しみを受けた。6カ月連続して狭い小部屋で拘禁され刑務所の役人は法輪功を放棄しなければ、精神が崩壊するまで苦しめると彼に伝えた。彼は連日洗脳を強化され、眠ることを許されず、中枢神経を損なう薬を注射され、また臓器を検査された。釈放前、彼はすでに白髪がいっぱいで、精神が崩壊寸前になっていた。

  巨大な苦痛と迫害を被ったが、心身ともに受益した法輪大法について、劉さんは依然として志を変えないことを誓った。法輪大法修煉者として、彼は自分と家族が自らの迫害の経歴を西側社会に暴露することによって、各国の政府が中共の罪悪に対して沈黙を破り、共にこの邪悪な迫害制止を助けることを望んだ。

  黄さん:有効な行動で、共に迫害を制止しよう

 
黄さんは中共の法輪功修煉者に対する悲惨な迫害に言及して、声も立てずに泣いた

黄さん(女性)は家族が中国でうけた法輪功修煉者に対する残酷な迫害を暴き出した。「7.20」という10年にわたる迫害が始まった日に、彼女は全世界の正義の人と各国政府に大きな声で呼びかけ、共に立ち上がって有効に法輪功に対する迫害を制止して、世界の平和、正義、道義と良知を守ろうと話した。

  黄さんは1998年法輪功を修煉した後で、長期にわたり治らなかった多種の疾病が煉功して1カ月経たないうちに自然に治った。心身の受益と道徳の昇華は彼女の気持ちを明るく広々とさせ、精神が煥発(他人には見られない、煌めき閃きが現れること)になり、生まれ変わったような変化で法輪大法の不思議さを目撃した親友は皆「大法が良い」と賛美した。

  1999年に中国共産党が法輪功への迫害を始めた後に、黄さんは陳情に行って捕まえられ、労働教養所に1年間拘禁され、非人道的な苦難を受けた。彼女は殴打され、奴隷のように酷使されて、睡眠と大小便を許されず、基本的人権はすべて剥奪された。ひとりの健康な人が苦しめられて歩くことができなくなり、心臓病を誘発して、入院して治療しなければならなかった。彼女の娘も修煉するため、不法に刑務所に監禁され、灌食をされて胃から出血した。出獄した時は骨と皮にやせこけて、いつも警察に監視されていた。彼女の家族は修煉をしていないのに巻き添えを受けて、連座、辞職、脅しなどに遭った。

  黄さん一家は10年来苦難の連続で、多くの法輪功修煉者に対する共産党の悲惨な迫害を見た。

  民主促進会主席の湯さん:殺人を本性とする共産党に望みを託してはならない

 
民主促進会主席の湯さん

カルガリーの民主促進会主席の湯さんは集会で演説をした。「私は法輪功を修煉していませんが、私達は民主、自由と人権のため、むやみに無辜(罪を犯していない)の民を殺すことと残虐な拷問に反対します。中共の本性は人を殺し苦痛を与えており、彼らは本当に庶民の苦しみに関心を持ったことがありません。たとえばみんなに知れ渡っている『六四』天安門事件の民主運動と最近の新疆とチベットで発生した殺戮がそれを証明しました」

  彼は、中国共産党の略奪と殺人の本性は創立する前にすでに現れていたと言い、「このような殺人の本性をもつ政党に、私達はどうして人権の尊重、言論の自由な出版、政治改革などの望みを託すことができるでしょうか? 中国で災難に遭っている民衆を救えるでしょうか? 答えは言わなくても明らかなのです」と話した。

  2009年7月26日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/7/22/205069.html
(English:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2009/7/24/109445.html