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成都市:女性エンジニアの郭利蓉さんは、再び連行された

(明慧日本)四川省成都市の電気系エンジニアで法輪功修煉者の郭利蓉さん(48)は、2009年7月18日の午後、職場で仕事中に府青路派出所の警官に再び連行された。2005年以後、郭さんは4回も府青路派出所に連行され拘留された。そして、毎回の迫害により重体に陥ったとき、警察は責任を回避するため、郭さんを家に帰した。

  80歳を過ぎた郭さんの母親は、心臓病、喘息などの病気を患っており、娘が再び連行され迫害を受けていることを知り、悲しみのあまり目が腫れ上がるまで一晩中泣き続けた。中共(中国共産党)の郭さんに対するたび重なる迫害により、今まで睦まじく暮らしていた平和な家庭が壊され、高齢のうえに弱っている郭さんの母親に深刻なダメージを与えている。

  郭さんは元前鋒電子グループ株式会社のエンジニアであった。仕事で長時間座るので、頸椎症に罹った。そのため、いろいろな気功を試し、多くの金を使ったが効果はなかった。1997年に法輪功を修煉してから、お金もかからず、心身ともに健康を取り戻した。

  1999年7.20以後、郭さんは「真・善・忍」に対する信仰を放棄することなく、法輪功を修煉し続けたため、会社に解雇された。その後、数回拘留されのち、不法に2回労働教養を科され、新疆ウルムチ女子労働教養所に収容され迫害され続けた。

  2005年9月1日、成都成華区府青路街道の「610弁公室」のリーダー・唐暁東は、10数人の警官を率いて郭さんの自宅に不法侵入し、家財を奪い、郭さんを連行して成華区洗脳施設に送り迫害した。郭さんは迫害に絶食で抗議した。9月7日午後5時半に、郭さんが家に帰った時には危篤状態に陥っていた。

  2006年3月1日、警官らは再び郭さんの自宅に不法侵入し、郭さんを連行しようと企んでいたが、郭さんが外出していたため、警官らの企みは失敗した。その後、郭さんは3カ月の放浪生活を余儀なくされた。郭さんがいない間に警官は1カ月以上に亘り郭さんの家を見張っていた。6月に家に戻った郭さんは仕事に就いていたが、約3カ月後の9月に仕事の帰りに自転車置き場で待ち伏せしていた警官らに連行された。同日の夜8時ごろ610弁公室のリーダーの唐は10人の警官を率いて郭さんの自宅に不法侵入し、家財を持ち去った。

  2008年7月30日、郭さんは再び青路派出所の警官、居住区委員会の人らの手によって連行され、新津洗脳施設で3カ月拘留された。郭さんはこの3カ月間絶食をして抗議したが、危篤状態まで迫害された郭さんはやっと家に帰された。

  2009年7月18日午後、郭さんは成都君需苑料理店で仕事中に再び連行された。4時半頃、府青路派出所の警官、私服警官、居住区委員会の関係者や身分不詳の10数人が郭さんの家にあった家財、パソコン、DVDなどの私有物を奪い去った。その一味の中に、戸籍管理の警官・李霞及び府青路派出所のチョウがいた。

  当日の夜、郭さんは不法に新津洗脳班に送られ拘留された。今まで連行された中で、府青路派出所の警官らは郭さんの家族に対していかなる理由も説明しなかった。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年7月28日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/7/25/205243.html