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武漢市・3人の法輪功修煉者は秘密に重刑を判決された

(明慧日本)湖北省武漢市の法輪功修煉者・陳曼さん、胡慧芳さん、周肖軍さんは裁判所にそれぞれ7年、4年、6年の懲役を言い渡された。陳曼さんと胡慧芳さんは7月15日に武漢市女子刑務所に移送され、引き続き迫害されている。家族が武漢市女子刑務所に問合わせに行った時あれこれと妨害され、法輪功は敏感な問題で、「610弁公室」からの関連書類がないと面会できない、と言われた。

  陳曼さんは2008年2月11日に警察に連行された。障害がある母・周玉蓮さんの日常生活はすべて近所や友人に頼っている。71歳の周玉蓮さんは公開状で、「2007年から、私の日常生活はすべて娘の陳曼が世話をしてくれた、娘は主に家庭教師をやって生計を立てていた。 2008年旧正月の5日、娘は武昌市柴林ホテルで『冬期キャンプ』という英語塾を開き、塾生達に英語以外に『真・善・忍』なども教えて、子供達に良い人になるように教えるつもりだった。しかし、娘が塾を開いた当日に私服警官に連行された。私は家でひたすら娘の帰りを待ちわびたが、何日も経ってやっと娘は武漢市公安局国保大隊の警官に連行されたと教えられた。何の手続も無く、家に何の法律書類の通達もないまま、娘は3カ月音信不通で、生死不明だった。2008年5月、やっと逮捕状が送られてきた」と書いた。

  2008年2月19日、武漢市青山区の警官は胡慧芳さんの家に来て、2人の男性警官が胡慧芳さんを中に挟んで、彼女の頭をおさえ、強力に両腕をねじって連行した。2月28日、警察は「古唐民風」という飲食店の支配人・周肖軍さんを逮捕した。陳曼さん、胡慧芳さんは武漢市第1留置場に、周肖軍さんは第2留置場に拘禁された。

  2009年4月10日、武漢市洪山区裁判所は法輪功修煉者・陳曼さん、胡慧芳さん、周肖軍さんに対して不法な審判を行った。洪山区裁判所は現地の「610弁公室」、公安局、市政府、及び居住地の住民委員会と結託して、家族の傍聴を阻止した。

  弁護士は今回の起訴は合法的なものではないと指摘。まず、洪山区検察院は2回の起訴状に同じ番号を使った。すなわち、一つの案件に内容が異なる二つの起訴状があった。洪山区検察院と武漢市公安局は一緒に証拠を偽造して、ばれた後また新しい「証拠」を偽造しようとして「案件」の起訴内容をねつ造した。次に、陳曼さん、胡慧芳さん、周肖軍さんは公安局に「監視居住」を言い渡されたが、「監視居住」期間中に3人が「610弁公室」が作った洗脳班に拘禁されたことは、当案件の違法性だと、弁護士は指摘した。弁護士はまた検察側の証拠偽造を訴えた。

  そして、刑法第300条を起訴の根拠にするには足りず、中共(中国共産党)の各組織は公民を逮捕する権利がない。「洗脳クラス」は違法機関であり、「610弁公室」と洪山区検察院、洪山区裁判所は法律の実施を妨害していると弁護士は指摘した

  弁護士の追及と厳正な弁護に対して洪山区検察院は正当な回答が出来ず、審判は慌しく切り上げられたが、突然、2009年4月16日に陳曼さんに7年、胡慧芳さんに4年、周肖軍さんに6年の判決を言い渡した。家族らはこの判決を聞いて、控訴を行おうとして洪山区裁判所に判決書を要求したが、裁判所は判決書を渡さなかった。

  言い逃れることのできない事実の前で、中共は再度恥知らずの手段を用いた。北京司法当局は法輪功修煉者に無罪弁護をする黎雄兵弁護士の経業許可書を没収し、彼に当事者の陳曼さんに面会させなかった。武漢市地方裁判所は法輪功修煉者の上訴に対して判決書を渡さずに通知文の形で執行した。陳曼さん、胡慧芳さんは7月15日に武漢の女子刑務所に移送され、不法に拘禁された。

  2009年7月28日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/7/21/204972.html