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雲南省昆明市：女性教師が迫害され、刑務所は面会を拒否
（明慧日本）雲南省昆明市の女性教師の石雲さんは、中共（中国共産党）の裁判所の不法な判決を受け、７年の実刑に処された。2008年5月、雲南省第二刑務所に9ヶ月間も不法に収監された。この期間中は残酷な拷問により、生命の危機に晒されたこともあった。しかし、刑務所側は家族の面会を認めず、酷いことに３歳の子供が母親と面会することも禁止した。
2009年2月13日、石さんの夫の江玉留さんは３歳の息子を連れて再び刑務所を訪れ、妻との面会を要求した。刑務所の守衛は担当者に電話をかけて確認したところ、石さんとの関係が分かるような証明書を持ってくるようにと言われた。江さんは要求通りに証明書を持って再び刑務所に戻ってきた。今度は刑務所の担当者は、石さんが「厳重管理」されているとの理由で「610弁公室」の面会許可書を取ってくるようにと言った。江さんはたらい回しされたうえ、未だに妻との面会を許可されていないという。
石雲さん（女性）は1976年5月9日生まれ、雲南省昆明市の第二中等専門学校の教師で、法輪功修煉者である。2007年9月13日、小南門派出所の警官は石さん連行し、五華区留置所に不法監禁していた。。
五華留置所で、石さんは看守の無理な要求に従わなかったため、警官の張麗蓉、楊麗坪らは全ての日常生活用品やナプキンなどの支給を止めた。そして、石さんはナプキンを盗んだとの罪を着せられ、石さんは断食をもって留置所の違法行為に抗議した。警官は強引に、石さんに手かせや足かせをかけ、昆明医学第二病院に連れて行き、強制的に灌食していた。留置所に戻されてからは、警官が囚人に命令し、胃の中に管を入れさせ、伝染病のある囚人が使用したご飯茶碗に汚水と冷や飯を混ぜて灌食させた。石さんは、灌食の行為に対して断食をもって抗議した。警官は一日中、石さんの手足を縛りつけ、鼻から胃に挿入した管も抜かずにそのまま放置していた。そのため鼻と胃に炎症が起き、19日後に石さんは呼吸不全に陥り、生命の危機に陥ってから、やっと管をはずされた。
2007年11月、昆明市検察院は石さんを裁判所に提訴し、提訴した理由は石さんが2005年3月から9月までの間、1800通の真相に関する郵便物を送ったとされ、筆跡が一緒であるとされていた。しかし、証拠になるような郵便物は一通もなく、どこかで撮った写真数枚しかなかった。開廷審査の日、傍聴者は石さんの夫の江さんしか入れず、法廷で審査するメンバーの20人あまりはすべて「610弁公室」の役人で、石さんの弁護士を威嚇して弁護を妨害していた。
2008年年5月11日、江さんは妻が7年の実刑に処されたこと、石さんが雲南省第二刑務所に収監されたことを知った。。
石さんの夫の江玉留さんも法輪功修煉者で、昆明市第二中等専門学校の教師をしていた。これまで２年間、強制収容され迫害を受けた。2006年に刑期を終え、刑務所から出ることができたのだが、学校は江さんの勤務を拒否した。その当時は石さんの給料だけで生活設計を立てていた。2007年9月13日、石さんが連行されたとき、息子はわずか2歳であった。
以下は石さんの夫の江玉留さんが、昆明市検察院に宛てた公開書簡である。
私の名前は江玉留と申します。私の妻「石雲」は、2008年5月月22日に雲南省第二女子刑務所に不法収監されてから、すでに１年が経ちました。私と3歳になる息子は一度も会うことを許されていません。
私は息子と何度も雲南省第二女子刑務所を尋ねて面会を求めていましたが、刑務所側は、妻が「厳重管理」されているという理由で面会を拒否し続けました。せめて息子だけでも会わせてほしいと懇願しましたが、聞き入れてもらえなかったのです。
それから会わせるつもりがないにも関わらず、「610弁公室」などに行かされたりしていました。行く先々で、当方に関係ないと断られ、私と息子は未だに妻と会っていません。
妻は2007年9月30日に小南門派出所の警官に連行され、五華区留置所に監禁され、2007年11月1日に昆明検察が逮捕状を出し、2008年5月7日に昆明の高等裁判所にて７年の実刑判決を下されました。
家族の一員として、妻が実刑を下されたことについて一切通知を受けたことがなく、この一年間に妻からの手紙や電話も一度たりともなかったのです。妻を心配して毎月送金していましたが、後で知ったのですが、馬敏という警官に横領されていたことが分かりました。以上の理由をもちまして下記の2点を要求いたします。
（記）
一、法の施行並びに監督する立場にある部門に対し、雲南省第二女子刑務所の不法な行為を正し、直ちに私と息子が妻または母親に面会できるように手配すること。
二、法律を無視し面会の権利を奪った雲南省第二刑務所の関係職員を、法の下で裁くこと。
江玉留より
2009年年7月10日
2009年7月30日
（中国語：http://www.minghui.org/mh/articles/2009/7/15/204573.html）
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