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真相の電話をかけ続けてきた7年間の修煉過程(二)


文/米国ワシントンの大法弟子

(明慧日本)教師という職業の中で身につけた習慣で、私は他人の間違いを正してあげるのが好きになっていました。他人の話が私の認識に符合しない場合、論争になったり、話し方が穏やかではなく、言葉に力を入れます。真相電話は時差のためずっと夜中にしていました。他人に影響しないよう声も小さくし、常にトイレで電話していましたが、このことで夫は常に私に腹を立てていました。私はやりきれない思いがありました。防音設備も良くなくて、周りの人にも言われました。どうしましょう? 人を救うことを止めるわけにはいきません。自分を変え、穏やかな心理状態で道理を話そうと思いながら、師父に助けを求めました。その後、師父のご加護の下、息子は今のアパートを売って、一戸建てを買うことになりました。今は、夜に電話をしても、他人に影響を与えず、私の闘争心も多く捨てました。

 ある時、私は60回あまりの電話をかけましたが、一人しか脱退しませんでした。ネット上になぜこれだけしか電話番号がないのか、良い電話番号は全部どこへ行ったのかと恨みました。私はすぐこの悪い心に気付きました。同修たちが中国国内の人に真相を話すため、各種の方法を取って、難しい中で縁がある人の電話番号を収集したのであって、私がやる事は真相を話すことだけです。60人の中で一人しか救われなくても、これは威徳で、彼らは大きい天体を代表しています。これは数だけを求める心ではないでしょうか。これは、仕事自体に執着する心で、数日過ぎてこの心を捨て去り、すべてが正常になりました。

 毎日の真相電話をかける以外に、日常生活の中でも真相を伝えることを忘れず三退を勧めました。バスに乗っている時も、孫を連れて公園を散歩するときも、家族の集まりの時も、チャイナタウンでの脱党ブースでも、中国人に会ったら、私は真相を伝え三退を勧めました。師父は常に縁がある人を私のそばに来させてくださいます。何度か、バスに乗っていた時に中国の若者を見かけて、私は、彼らを私の傍に座るよう師父にお願いしました。すると、やはり彼らは私の傍に座りました。私は彼らとしゃべり始め、その後、彼らに『九評共産党』を見た事があるかと話しながらCDを渡し、三退について話しました。

 私は息子の友達または彼の会社で働いている中国人を招待して、食事をしながら真相を話し、食事が終わったら三退の話も終わりました。アメリカには孫の面倒を見に来た中国人の年寄りが多くいます。私は孫を連れて公園に散歩する機会で、これらの人と出会ったら真相を話し、三退を勧めます。ある日、中国寧夏から来た退職教師は、私と話した後、家族5人が全員三退しました。また江蘇、寧波から来た夫婦も公園で知り合って真相を話し、全員が三退をしました。

 師父はおっしゃいました。「皆さんに教えますが、個人の修煉のほか、目下の最も重要なことは真相を伝えることです。なぜならば、これは直接衆生を普く済度し、直接未来の人を救っていることであり、同時に大法と大法弟子の偉大さも表しています—このような厳しい環境下においても、皆さんは依然として衆生を救い済度しています。」(『米国フロリダ州法会での説法』)

 良く行っていない時もありました。ある日、他の人の家に招かれたとき、常人の心が動じて、他人の機嫌が悪くなるのが心配で、真相を話しませんでした。その中には90歳の老人がいて、今回この真相を聞く機会を逃したら、もう真相を聞く機会はないかも知れません。もう一人は、息子の同級生でワシントンに留学に来ています。私はただ『九評共産党』のDVDだけを渡して、時間はまだあるからと思って三退のことを言及しませんでした。あっという間に日が経ち、同級生が国へ戻った翌日、彼のことを聞きました。この二つのことを思い出すと、私は後悔してたまりませんでした。救うべき人を救わず、チャンスを逃してしまいました。その後はどんな時、どんな場合でも、私は常に正念を持って自分が大法弟子だとしっかり認識し、機会があれば真相を話し、三退を勧めました。

 現在、電話で真相を話して三退した人数は1万を越えました。

 私は、これは師父の大いなる慈悲と、法の威力で、国内外の大法弟子が共に真相を伝えた結果で、止められない大法の勢いであると分かっています。私はただの修煉者で「修は己にありて、功は師にあり」です。(『転法輪』)自分はこの道で修煉するだけで、法を実証するだけであり、まだ多くの執着を取り除いていません。最後の時期に、私は自分をよく修めて努力してより多くの衆生を救い、先史に誓った願いを全うします。

 (完)

 (二〇〇九年米国ワシントン修煉体験交流会の発表原稿)

 2009年8月5日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/7/28/205417.html

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