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河北滄州市:善良な夫婦が何度も迫害された

(明慧日本)河北滄州市東光県南霞口鎮則王村の王振普さん(48歳)と、妻・庄鐘蘭さん(47歳)は1996年に法輪功を修煉し始めた。2人は良い人になるために法輪功の「真・善・忍」の基本理念に基づいて自分を律した。そんな2人はみんなにいい人だと認められている。しかし1999年以来2人は何度も中国共産党に迫害された。

 本当に表彰すべきだ

 1999年12月21日に、2人は南皮県付庄の市場で125元を拾ったが最後まで持ち主が見つからなかった。そこで2人はこのお金を老人ホームに寄付しようと話し合った。2人は老人ホームの院長と料理長に目的を語ると「今のこの時代にあなた達のようないい人はいない・・どこから来たのか? 新聞で表彰する」と言われた。王振普さんは「私たちは法輪功をやっています。ですから法輪功の基本理念『真・善・忍』に基づいて行動しています。これぐらいのことで表彰されるなんてとんでもありません」と言うと、院長は「そうですか・・今のような状況でなければ本当に新聞で表彰するのに・・」と語った。

 村で提留款を納める時に王振普さん夫婦は早めに納めていた。村の幹部は「皆あなた達のように法輪功をする人のようだったら楽だな」と語った。

 中共に連行され、拘禁された

 2000年12月に王さんと庄さんは真実を語ったため12月30日に地元の政府と派出所の役員に東光県看守所に連行された。王さんと庄さんは看守所で強制的に働かされた。ある日、王さんは法輪功修煉者に対する迫害に抵抗したため看守所の警官・シン銘升に顔を叩かれた。

 2001年4月17日、王さんは労働教養2年を言い渡され石家庄労働教養所に拘禁された。庄さんの家族は1千元を支払って東光県看守所から庄さんを救出した。

 2001年秋の収穫ごろに庄鐘蘭さんは南霞口鎮政府の役員に20日間にわたって連鎮大張農中洗脳クラスに連行された。刑務所と同じように監視され自由もなかった。「保証書」を書かされ、従わないと眠る事も許されなかった。

 2005年12月のある日、南霞口派出所の5、6人の警官が、再び庄鐘蘭さんの家に侵入し、なんの理由もないまま捜査をし始めた。法輪功書籍とテープなどが取り上げられた。そして庄さんも南霞口派出所に連行された。午後には東光県看守所に移送されて迫害された。19日後、庄さんの家族は南霞口派出所指導員・邱国章らに4000元を科された。家族はそれを支払ってから庄鐘蘭さんを救出した。

 2009年8月6日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/8/2/205756.html

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