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フィンランド民衆:「あなたたちをどのように手助けすればよいですか?」

(明慧日本)フィンランドの法輪功修煉者は7月23日から、人気の観光スポットである白教堂の前で活動を行い、法輪功を人々に紹介し、中国で起きている法輪功に対する迫害の真相を伝えると同時に、中国からの観光客に「三退」(共産党員、共産青年団員、共産少先隊員)を勧め、脱党声明の手続きに協力した。

  白教堂は1852年に建てられたフィンランドの建築史上の傑作であり、世界から集まる観光客必見の観光地なので、年中観光客が押し寄せている。法輪功修煉者は白教堂の前で「法輪大法は素晴らしい」、「中共(中国共産党)を徹底的に解体し、迫害を制止せよ」などの横断幕を掲げ、写真入の迫害パネルを展示し、迫害の停止を呼びかける署名用をテープルの上に並べた。
観光客が足を止め迫害真相パネルを熱心に見ている

  中国からの観光客が真相を理解

  巨大な横断幕を見た中国からの観光客は、絶えず迫害の真相を尋ねてきた。イタリアに留学中の女子学生は真相の説明を聞いた後、驚愕していた。10年前法輪功が迫害を受け始めたころは、まだ10歳で法輪功の迫害について知らずにいた。法輪功修煉者の話から、法輪功の特徴および修煉者が如何に「真・善・忍」を基準として修煉しているのか、自分や家族が法輪功を修煉し善い人になることを目指しただけなのに、理不尽な迫害を受けてきたことを聞いたとき、その場から立ち去ろうとせず、3時間ほど話を聞いていた。そして、真相が分かり自ら中共組織からの離脱の道を選んだ。

  中国から来た観光客の中には展示パネルを見た後、法輪功が中国共産党と張り合っていると勘違いして「ほかの方法で迫害を停止させたほうがよいのではないか」と言い始め、修煉者は「迫害が始まったときから、私たちは中国の憲法が国民に賦与した権利に基づいて関係部署に陳情してきましたが、信訪弁(陳情受付部署)は陳情者を連行する場所となり、数え切れない法輪功修煉者が拘束され、刑務所に閉じ込められ、労働教養を科され、仕事を失い、家庭を失い、甚だしきに至っては拷問によって命を落とした修煉者も多くいます。だからこのような状況下で中共が犯した犯罪を暴露する方法を選びました。法輪功は中共が宣伝しているような政治的な意図がなく、この10年来過激な暴力手段を用いたことがないのです。これは法輪功が平和で理性ある団体であると証明するのに十分ではありませんか?」と事実を伝えた。数人の中国から来た観光客は真相が分かり、誠実に修煉者と別れを告げた。

  「私たちは何か協力できますか?」

  迫害の真相を理解した民衆は「私たちができることは? 何かお手伝いできることは?」とよく尋ねた。

  流暢な中国語を話す西洋人は、修煉者と長く話していた。迫害の事実を知り、修煉者の遭遇に同情した彼はひとつの疑問を感じていた。遥か遠い国で発生した迫害を何故この国で真相を伝えなければならないのかということであった。そして「私たち西洋人は何ができるのか」と聞いた。修煉者は「以前の西洋社会は法輪功の迫害についての情報の多くは中共がコントロールしている媒体か事実関係に反する情報を提供し、西洋のマスコミはそのまま伝えていました。その虚言に人々が騙されたのです。一つのことが発生したとき、当事者であろうと傍観者であろうと、人々は自らそのことについての判断をするようになります。同時に自分の立場についても選択したことにもなります」とその西洋人に話した。

  修煉者は更に「法輪功修煉者が行っていることは、中共の真の姿を暴露し、世間の人々に法輪功を正しく理解してもらい、自らの道を選択する際に役に立ててほしいからです」と付け加えた。

  フィンランドから来た青年は、残酷な迫害展示のパネルを見た後、驚いた様子で法輪功修煉者に「私に何かできることは?」と尋ねた。

  一組の恋人同士が時間をかけて展示パネルを見終えてから、修煉者に迫害を受けたときの体験を聞かされ「私たちに何かできることは?」と同じようなことを聞いた。

  活動の中で多くの民衆が寄付を申し出たが、修煉者は寄付を受け取らず、好意に対し感謝の意を述べ、その人たちに「中国で法輪功が受けている迫害の事実を家族、友人、身近な人に伝えて頂ければ、それが私たちに対する手助けです」とお願いした。

  民衆は感動し、中共の迫害行為を叱責

  フィンランドの1人の老人は展示パネルの写真を見た後、目に涙を浮かべながら「TOO BAD」(中共は邪悪だとの意味)と数回繰り返した。

  日本から観光できていた家族は「日本の東京でも同様な活動を見かけたことがあり、中国は法輪功に対して迫害していることは知っていましたが、特に深い話を聞いたことはなかったのです。きょうは迫害の真相をより知ることができました」と話した。奥さんは「(中共)は汚い、汚い、汚い」と繰り返し、ご主人は「がんばれ!」と応援してくれた。

  ある観光客は「中国で起きている迫害のことは知っています。中共は間違いなく解体されます。なぜならば、中共が犯した罪深さは世界が容認できるものではないからです。幸運を祈ります」と励ましてくれた。

  2009年8月9日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/8/5/205928.html

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