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仕事の環境の中で心性を修め、真相を伝えた経験


文/山東の大法弟子

(明慧日本)私は1998年の春に法輪功を修煉し始めた。この十年間の辛い日々があったからこそ、自分の修煉の道をより着実に歩むことができました。振り返ると、自分の執着心があまりに多かったので、たくさんの貴重な時間を浪費した。内に向かって探すことができなくて、鏡で他人を照らし、他人の欠点を探すことしかできなかった。ある同修が舅と姑の間のトラブルを話すとき、その同修は嫉妬心があると語った。しかし、これを聞いてこんな嫉妬心は私にはないと思った。かつて「名利の心は捨てることができても、情は捨てがたいのです」と言ったことがある、しかし今は自分がどれも捨てていなかった。さらに自分が一輪の花のように、どこもかしこも他人より強いと思っていたことに気付いた。一軒の服装工場で働きだしてから、やっと、自分の奥に潜んでいる心、気付くことができない心を発見した。

 衣服工場に働き始めると、工場長が「あなたは何ができるの?」と聞いた。私は「私は切ることと、服を作ることができる。何でもできる。家に二台のジグザグミシンと三台のミシンがある」と答えた。自分ができることを証明するために、布を買い数着の服を作った。これを着て、同僚たちはとても器用だ、設計士になれると褒められた。仕事で、いつも班長の仕事分けが公平でない、給料が少ないと不満に思っていた。他人が私の目の前で誰かの仕事がうまい、早いと言うと、聞きたくなくなり、納得できなくて、嫉妬してたまらなかった。師父が嫉妬心を語るとき「嫉妬心は中国ではきわめて強烈に現れており、すでに日常茶飯事になっていて、自分でもそれと感じられないほど強烈なものとなっています」(『転法輪』)、自分が本当にその通りであると気付いた。去年、子供が冬休みになり、学校のテストで第三位の証明書をもらった。私は仕事から家に帰ると、子供が嬉しそうに私に見せた。しかし、これを見るとすぐに「たいしたことじゃない、第三位?できるなら一位をとりなさい」と言った。主人はすぐに「自分を見なさい、子供に励ます言葉すら言えないのか!」と言ったが、私は気にしなかった。今になって、仕事の中で教訓に遭って、師父の慈悲的な啓示を通じて、自分の顕示心、闘争心、貪欲、嫉妬心、名利心、七情六欲すべての心があると気付いた。

 新しい会社にきたばかりで、お互い知らないので、私が法輪功を修煉していることを知る人がいませんでした。会社になじんだとき、二人の従業員しか真相を伝えなかった。一人は脱退した。ある日、作業場である従業員が私に「あなたは何を信じるの?キリストを学んでいるの?私に教えてください」と聞いてきた、私は「キリストを学んでないが、神を信じる」と答え終えるとすぐにしっくりこないと思い。そして「私は法輪功を信じています。学びますか?」と聞いた。彼女はとても驚いて「なに?あなたは法輪功を学んでいるの?本当ですか?私は学ばない」と言った。このとき、周辺の人が私たちの会話を聞いて、とても仰天した顔で私を見つめていた。このとき、固く中共の言うことを信じている二人が話し始めた。そこで、私は彼女らに法輪功が迫害されて、罪を着せられたことと、天安門焼身自殺の真相を伝えた。しかし、彼女らはまた議論し始めた、どんなことでも口にして、作業場にいるほとんどの人が注目していた。私は大きな声で「終わり!もう話さない、あなたたちは法輪功が迫害されていることと法輪大法が素晴らしいことを知っていればいい」と言った。このとき、班長が手をあげて「私は最初に法輪功を応援する」と言った。私はとても嬉しくて班長に「ありがとう」と言った、みんなが笑った。その日から私は師父が私にくれたすべての機会を使って、真相を伝え、三退を勧め、普段発正念して自分の空間場を整理し、すべて三退を勧めることと真相をはっきりと伝えるのを妨害する要素を解体することに努めた。

 ある日、ある従業員が真相資料を私に見せた。見ると前夜に彼女の自転車のバスケットに置いてあったものです。そこで、私は「見るといいよ、これはすべて事実です」と言った。続けてもう一人の従業員が真相資料を持っていて家に帰ってから見ると言った。ある時、またこの従業員がドアに挟んであったのを持ってきた。この二回は同じ方法で他の従業員にその真相資料をあげ、さらに4人が脱退して、とても順調でした。あるA従業員が自転車をこいでスーパーに行き、帰るときバスケットに『九評』が置かれてあった。彼女はそれを工場に持ってきて、私を呼び出した。私は前二回と同じようにそれをB従業員にあげ、すぐに二人に三退を話した。しかし、結果に注意してなかったので、A従業員がB従業員から『九評』を取り戻し、反共産党の本を広めないと言って、本を破りゴミ箱に入れた。これを見て、すぐに本を拾いバックに入れて、「なぜ破るのですか?この資料を入手するのはどんなに困難か分かる?これは大法弟子が暮らしを切りつめたお金で作ったのです」。彼女は「私は理解できない、上げるなら正々堂々とあげればいいが、なぜ密かに上げるのですか?」と問い詰め、私は「どのぐらいの大法弟子がそのために殴打されたり、亡くなったり。また、労働教養所に入れられ、迫害されたか知っているのですか?」と言った。続けて彼女に大法の真相を伝え、三退を説明したが、彼女は三退を信じようとしなかった。私は「法輪大法が素晴らしいと覚えてください。真相資料を見ないのなら、私が持って来た資料を破らないでください。見るのが一番良いのですが」と言った。彼女は承諾して、その後、彼女はお守り二つを持ってきて、息子が拾ってきたと言った。私は「あなたが持っていてください。これはマスコットです。命を守るものです」と言った。この事件を通じて、自分が非常に自己中心であり、自分の安全だけを考え、他人が感じとったことを気にしない、資料が彼女のもので、自分のではないと考え、心配する心もなく、その結果彼女に誤りを犯させて、『九評』を破られた。それから非常にやましく悲しく思っています。

 同修たちよ、修煉の時間は限られているのです、正法の最後の時に、師父が慈悲的に私たちを待ち続けている。私たちは早く真に精進し、すべての観念を捨て、衆生を救い済度し、着実に修煉すべきです!

 2009年8月12日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/8/9/206173.html

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