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自分の責任をはっきりと認識し、多くの人を救い済度する

(明慧日本)私は師父の最近の講法を数回聞いて感慨深い事が多かったのです。私たちの修練状態はまだ大法の要望に達しているとはいえず、また救われた衆生は師父の期待される人数にはまだかなりの隔たりがあります。師父は私たちを心配して(案じて)おられます。私たち全体としての精進が欠けていることから、法を正すことを妨げ、迫害を止めることができませんでした。私は師父の無量の慈悲を感じています。私たちは頑張らなければならないと思います。

 『2009年ワシンドンDC国際法会の説法』から分かったことは、一人ひとりの大法弟子が世の人を救い済度する事を一部ずつ請け負っています。一人の大法弟子にカバーされているこれらの人々は、この大法弟子によって救い済度される事から、彼らの状態は大法弟子の状態と深く関係しています。

 この大法弟子が行なっている「三つの事」がとてもよくできていれば、真相を理解し、救い済度される彼の衆生はますます多くなり、そして全ての衆生が救い済度されることになります。この大法弟子の精進が欠け、常人の中で迷い、真相を伝えに出て来なければ、彼に対応している衆生は救い済度される機会を失います。換言(より簡潔(適切)な表現に言い換えること)すれば、私たちは実際は自分のために行っています。

 同修の交流の中で指摘されたように、現在まだ一部の修練者は精進に欠け、或は真相を伝える事、人を救い済度する事を行わず、これによって彼らが請け負わねばならない衆生は危険な境地に置かれ、そしてこれが救い済度される衆生の全体の数にまだ足りない一つの重要な原因です。また、人心を持ちながら真相を伝えても、その効果はよくありません。限りある時間内で多くの世の人を救い済度し、師父の期待された人数に達するため、すでに出て来た大法弟子は「三つの事」を行えば行うほど良いのであるだけではなく、精進が不足し、まだ出て来ていない同修を励まし、彼らに「真相の伝え」を促し、彼らにカバーされている人々を救い済度し、大法弟子としての使命をやり遂げることもとても重要です。 修練者としては師父の教えどおりに行うことが当然ですし、そうでなければなりません。精進不足の人、出て来ない人は実際に師父の教えを聞いていません。その裏にある主な障害は恐怖心、安逸心であるかもれません。

 最近『転法輪』の中で、釈迦牟尼が弟子に風呂を掃除させることについて、ある同修の感想を聞きました。釈迦牟尼は弟子を呼んで風呂を掃除させようとしましたが、あの弟子は師の言うとおりに行わず、他のことを考えていました。数回の問答を経て弟子は初めて分かり、風呂を掃除できました。今師父は私たちに、真相を伝えて衆生を救い済度することは私たちの使命だと諭しておられます。ある修練者たちは師父の要望どおり行わず、口実を探して自分の執着を隠して出て来ません。この心の状態は大法に対してまだよく理解できていないということです。大法修練者としては師父の教えを聞かず、自分の使命をやり遂げることができなければ「大審判」の前でどのように直面するのでしょうか?

 ある日私は『転法輪』の「辟穀」中で「むかし修煉の人は縄で這い上がり、中に入ってから縄を切って、洞窟の中で修行しました。修行が成就できなければ、中で死ぬしかないのです。」を読むと、心が揺るぎました。以前、これは昔の修練者のことだと理解していましたが、今は自分のこと、私たちのことを指摘していると突然悟りました。法を正すこの時期に私たちは常人の中で迷い、自分の誓約を果たさなければ、今後はチャンスがなく、永遠に帰って行けず、常人の中に腐って死にます。これは他の(済度されるべき)世の人に対しても同じようなことです。私たちが彼らに真相を知らせず、救い済度しなければ、高い次元から来たそれらの生命にも未来は無くなります。

 私は師父のニューヨークの説法(2009年大NY国際法会)を聞いてもう一つの感想があります。これは自分の考え方を変えなければならないことです。

 私達の心は衆生の安否に繋がり、人を救い済度することを重点に置きます。私は『転法輪』中の師父の「心は人を済度している」という一言がさらに深く理解できました。大法弟子としては師父の教えどおりに行うべきです。常人の言い方で言えば、師父の教えは絶対弟子を害しません。弟子にとってはよいことばかりです。実際は旧勢力よって作られている魔難や偽りの現象に対して、無数の実践により証明した事は、たとえ中国大陸の迫害環境であるとしても、師父のご要望どおり行う「三つの事」は絶対に安全ということです。私たちは師父や大法を保護する神々に随時に保護されているからです。

 法を正す時期の大法弟子の威徳は高いのですが、責任も要望も大きいのです。修練は非常に厳粛で、機縁は今回しかありません。

 この機縁を失ったら、永遠に常人の中で壊滅するのです。

 2009年8月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/8/3/205755.html

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