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迫害事実の原稿編集をする中で向上する(二)


文/海外の大法弟子

(明慧日本)

 心を静ませて法を学び、次元を高める

 先日、師父の新経文「祝辞」を学びました。「確固として最後の道をしっかり歩み、法をよく学び、自らをしっかり修めていれば、正念はおのずと強くなり、大法弟子が行うべきことを必ず良く行うことができます」全ての正念正行は確かに法の中から得るものだ、自分の携わる大法の仕事をよく行うには、強固な学法の基礎は欠かせない、と気付きました。心を静ませて法を勉強し、強い正念と衆生済度の強い願望が生じてこそ、編集した迫害実例の文章は、はじめて読者の心に響き、邪悪を震え上がらせて解体させる効果を達成できるのだ、と悟りました。深く法を学び心性も次第に高まってから、さらに大法の貴重さと厳粛さが分かりました。その時、編集の中でとても早く文章のポイントを掴むことができ、簡潔かつ生き生きとした表現が見つかることもあります。修煉の次元が高まるにつれて、自分が編集した迫害実例の文章にはもっと大きなエネルギーが含まれ、衆生を救い済度する力も大きくなったと、明らかに感じられるようになりました。

 確実に修煉し、修煉を堅持する

 編集チームは5年前から、毎週決まった時間帯にネット上で交流を行います。集団学法と仕事の進捗報告のほか、メンバーが互いに編集のノウハウと体得を分かち合います。交流に参加することで、自分の編集能力が明らかに高まったと実感しています。しかし残念なことに、当初、一部のメンバーはいろいろな原因でこの定期的なネット交流に参加できませんでした。長期にわたり、この有益な交流会に入らないと、少しずつ実務能力が低下する恐れがあります。もしくは心性の試煉を乗り越えられず脱落するかもしれません。非常に惜しいことだと思います。今、チームメンバーはだんだんと固定化してきており、全員この貴重な機縁を大切にしています。

 今、大法を実証する仕事はとても忙しく、1人で10人、100人もの仕事量をこなしている、能力の高い大法弟子も数多くいます。自分の専門ではない分野でも大法から智慧を得て、よい成果を遂げた例も数え切れないほどあります。しかし、常人社会での技能を最大限に発揮し、周りの言葉にも動揺せず、大法の仕事の中で自分自身の役割をしっかりやり遂げることこそが大切です。修煉者個人として修煉の基準に達する鍵であり、大法弟子全体として修煉基準に達する要因でもある、と私は思います。 悪人は「悪人掲示板」に名前が挙がることを恐れています

 私達が編集している迫害実例と「悪人掲示板」の読者は3種類の人から成っています。法輪功学習者、常人、邪悪の人です。編集資料は省別、地域別、邪悪の部門別、迫害のタイプ別などに分類しています。同修は真相を伝える時や地元の状況に焦点を合わせて正念を発する時など、この分類があればとても便利です。かつて中国の同修からこのようなことを言われました。「今、資料の分類が以前より細かくて、便利に検索できるから、資料館をたくさん利用させてもらっています。たとえば、地域別・部門別の『法輪大法学習者救出データベース』とか、地域別の迫害案例とかです。常人も学習者も見て、使っています」

 縁がある常人は明慧資料館の文章を通して迫害真相を把握することができます。邪悪な輩が最も恐れるのは、自分が「悪人掲示板」に挙げられることです。「悪人掲示板」は、明慧ネットに数年来掲載された迫害真相に拠り、某部門(例えば、労動教養所、刑務所、公安局、派出所、610公弁室など)のある特定の悪人の、毎回大法弟子を迫害した具体的な時間、場所、迫害手段および迫害過程など、全面的に整理して、1つ1つリストアップされたものです。そのため、「悪人掲示板」に挙げられることは、邪悪な輩が最も恐れることになります。中国の同修からこのような反応がありました。ある部門の責任者は自分が「悪人掲示板」に挙げられたことを知りました。すぐに大法弟子に、「私は部門の責任者ですが、指示に従って大法弟子を迫害したことは、まったくない」と表明しました。当該大法弟子が事実を確かめた後、資料館は同責任者の名前を「悪人掲示板」から外しました。また、大法弟子から真相を聞いて過ちを悔い改める悪人もいて、同修の投稿には「この人はもう真相が分かった」と記載しています。いうまでもなく、最後の肝心な時に、この人は新しい未来を選びました。

 個人の些細な体験談で、不足の部分、同修の慈悲なるご叱正を仰ぎます。師父、ありがとうございます。同修の皆さん、ありがとうございます。

 (完)

 (2009年明慧ネット設立10周年法会での交流原稿)

 2009年8月15日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/7/31/205581.html

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