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貴州省貴陽市:趙貴紅さんを未だに泥溝洗脳班に拘禁

(明慧日本)貴州省貴陽市の法輪功修煉者・趙貴紅さんは、2009年7月9日、自営の商店で真相を伝えたとき、警官らに連行され泥溝洗脳班に拘禁されたが、未だに釈放されていない。迫害に参与したのは貴陽市宅吉派出所、貴烏派出所、大営派出所の警官らと大営役場および宅吉支所の役人らである。

  法輪功修煉者・趙さん(40歳女性)は、商売をしていて、よく人を助け、正直で善良な人である。7月9日午前10時ごろ、警察署の6人の私服警官が趙さんの商店にやってきた。そのうちの1人の警官が、水を買うふりをして趙さんに話しかけた。趙さんは真相を伝え、真相資料の「蔵字石」(2002年6月に、貴州省平塘県掌布郷で2.7億年前の石、「蔵字石」が発見された。500年前に裂け、片面に現れた「中国共産党亡」の文字のこと)の写真を見せた。そこへ宅吉派出所の警官らが押し入り、趙さんを貴陽市にある百花山留置場まで連行した。家族は趙さんの釈放を求めたが、警察側は15日間の拘留が必要だといった。

 7月24日、大営コミュニティの書記・杜小藍(音読当て字)、温玉霞と宅吉支所の役人らは趙さんの家族に対し、趙さんが法輪功の修煉を放棄するよう説得するように強要し、説得に失敗した場合は洗脳班に送ると脅迫した。警官・周俊鳳は「趙は10年以上法輪功を修煉した。今回は長期間、閉じ込めてやる」とわめいた。

  7月25日の早朝8時ごろ、拘留されて15日経過した趙さんを迎えに、家族3人が留置場に出向いた。しかし宅吉派出所、貴烏派出所、大営派出所の警官らと、大営役場および宅吉支所の役人らは大勢で、趙さんを洗脳班に送るためにパトカーに乗せようとしていた。趙さんは「法輪大法が素晴らしい!」と大きな声で叫びながら抗議したが、6人の警官にパトカーに押し込まれ洗脳班に向かった。警官らは家族3人に偽善を装い「こうなったのはわしらの責任じゃないからかな、趙が言うことを聞かず、頑固だからだ。趙が『転向』に応じればすぐに釈放してやるのに」と弁解した。

  7月27日、家族は面会のため、泥溝洗脳班を訪ねた。面会のとき施設の頭目は「転向に応じれば、今でも連れて帰られるのに・・」と、言いながら、趙さんを説得するよう強要した。

  趙さんの父親はショックで入院し、家族は耐え難い精神的な圧力を受けた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年8月27日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/8/19/206804.html

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