■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/08/29/mh305587.html 



本当の善の力

文/山東省イ坊の大法弟子

(明慧日本)師父の『二〇〇九年ワシントンDC国際法会での説法』を学んで、私は、衆生を救い済度するために、真相を伝えなければならないことをいっそう理解することができ、良く行うことができるようになりました。また、修煉者として自分を良く修めることができれば、衆生を救うことも良くできると一層明確に分かりました。ここで私は、本当の善の心をもっていれば、真相を伝えるときにパワーが漲り、よりよい効果を得ることができる事について話したいと思います。

  師父は「本当の善とは、修煉者が修煉の過程で、善をもって修めている過程ですでに出来上がった本当の善のことです。衆生を前に、あなたにまだ修煉してできていない 人間の部分があるため、修煉してできた神の部分を完全に表出させることができません。必要なとき、あなたは理性をもって、冷静になり修煉者らしく振舞わければならず、自分の責任、自分の正念が主導的になるようにしてはじめて、あなたの本当の善が現れます。これは修煉者と神との違いです。これは慈悲です」 また、「実は慈悲は巨大なエネルギーであり、正神のエネルギーなのです。慈悲であればあるほどエネルギーが強く、どんな良くないものも解体されます」(『二〇〇九年ワシントンDC国際法会での説法』)とおっしゃいました。私は、直接真相を伝えるときに、本当の善の力を体験しました。

  ある日、夫は湯沸器を修理するため、アフターサービスの人を頼みました。私はその日家にいたので、修理の人に、修理用具を渡しながら真相を伝えました。はじめに、私は彼に「三退しましたか」と聞くと、彼は「三退って何ですか?」と聞いてきたので私が説明すると、彼は、「まだ三退していない」と言いました。私が三退の必要性を強調すると、彼は三退に同意しました。また、私が社会道徳と天象の変化のことについていろいろ彼に話すと、彼は以前、親戚に三退を勧められて、手続きを済ませたと言いました。私は、「三退したなら、もう手続きする必要はありません」と言い、人が本来生きて行く過程で道徳の基準があることや、人としてどういうふうに生きていけばよいか、現代人がなぜ楽しく生きられないかなどを彼に話しました。彼は、友人が2年前から法輪功の修煉を始めたことを教えてくれました。

  私は、彼に大法の曲を一曲歌ってあげました。彼の最も微視的な生命にまで届くように・・彼が前生に結んだ縁を啓発できるように・・そして彼自身がこれまで大法のために生きて来られたことが分かるようにと・・心の底から歌いました。

  そのとき、彼はタバコを吸いながら、目には涙がいっぱいあふれていました。彼の分かっている一面が目覚めたようでした。私は「機会があれば、修煉しているお友達のところで『転法輪』にどんなことが書いてあるか読んでみてください」と言いました。また、「『九評共産党』の本も読んでみて下さい。共産党とはどんなものか? なぜ法輪功を迫害するのか? 『風雨天地行』のDVDも見てみて下さい。中国共産党政権がどうやって法輪功に罪を被せたのかが分かるようになりますよ」と話しました。彼は感動してうなずきました。私は、正念で慈悲心をもって話したので、彼にとって大きな良い変化がありました。私はまた、彼に『あなたのために来た』という歌を歌ってあげましたが、逆に自分が泣いてしまいました。彼が帰った後、娘が「ママ、もし最後まで歌い切ることができれば、もっと良い結果が得られるよ」と言ってくれました。

 ある日のことです。前回と同じように1人の青年が私の家のドアを修理するために来ました。前の晩、私は頭の上に麒麟の角を生やした1人の若者が、私の家にやってくる夢を見ました。そのとき、私は迫害され、釈放されて家に帰ってきたばかりで、心はまだ穏やかな状態ではありませんでした。その人に真相を伝えようか、どうしようかと迷っていましたが、人を救うためは、正念で対処すべきだと考えました。

  この若者は「私の親戚の1人が法輪功を修煉していましたが、その親戚は旧勢力の迫害によって『病魔』の形で亡くなりました」と話してくれました。彼は三退のことを知っていて、面識のない人に勧められ、三退したというのですが、三退する理由が分かりませんでした。私は、彼に「人として善意をもたなければならないこと、人間社会は『真、善、忍』を必要としていること」を話しました。すると彼は、私の言うことをよく受け入れてくれました。彼は、真相を伝える電話を受け取ったことがあり、彼のおばさんは法輪功を修煉したため、迫害されて亡くなったというのです(彼の口から迫害という言葉が出てきて驚いた)。その話を聞いて私は慈悲のパワーを感じました。

  最後に、彼は法輪功の情報を収集して、法輪功を修煉する人の名前を提供すれば、賞金をもらえるという依頼があったと教えてくれました。しかし、彼は「拒否した」と言いました。私は、彼の正義感を褒めてあげました。彼は無邪気に笑って喜びました。

  これらのことから、私は師父のこの説法に出会う以前から、「本当の善」の力は神のパワーであると悟りましたが、師父のこの説法が発表されてから、私はその要求に従い、良く行えば、もっと良い効果が現れると確信することができました。

  また同時に、私は師父のこの説法は、「神の状態」にまで修めることを私たちに明示されており、私たちは真相を伝え、衆生を救い済度する過程において、行う全ての方法は神の形式であるべきだと悟りました。

  2009年8月29日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/8/22/206986.html

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