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中国宗教局局長、台湾で「法輪功迫害事実の調査報告」を渡される

(明慧日本)中国共産党宗教局局長・葉小文は2009年8月28日、8月8日の台湾の水害で亡くなった人たちの慰霊法要に参加するため再び台湾を訪れた。台湾に到着すると、マスコミは葉小文に対し、「無神論の共産党員がなぜ慰霊法会に参加するのですか」、「台湾公民・邵玉華さんが法輪功を修煉しているだけで、なぜ中国に行ったら連行されたのでしょうか」と質問した。

 葉小文は不快な様子でその場を離れようとしたが、「法輪功迫害事実の調査報告」を渡された。葉小文は驚いて、受け取らずに慌てて離れた。調査報告には、葉小文が過去10年間、法輪功に加えた残忍な迫害手段と証拠が載っている。

 宗教信仰を持つ民間団体を弾圧する事は、中国国家宗教局の一つの役割である。葉小文は1995年に宗教局局長に就任した。1999年7.20、江沢民が法輪功への迫害を始めて以来、葉小文は真っ先に4時間にも及ぶ法輪功を批判する報告をした。その後、同報告書は北京の各機関に通達され、法輪功への恨みを煽動する道具として使われた。

 1999年8月、11月に、葉小文は中国中央テレビ局と国務院記者会見で法輪功を中傷する発言をした。2000年来、葉小文は宗教局局長の身分で中国の各宗教のリーダーを率いて海外に行き、引き続き法輪功への誹謗を散布した。

 葉小分の煽動と江沢民の迫害の下で、現在まで迫害により亡くなった法輪功修煉者は少なくとも3296人にも及び、100万人を越える法輪功修煉者が刑務所、労働教養所、洗脳クラスに監禁され、また仕方なく家を出て転々と生活している者もいる。

 葉小文は現在、全世界法輪功人権弁護団から追跡調査されている中国共産党官僚の1人で、至るところで法輪功修煉者からの抗議を受けている。

  2009年8月30日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/8/29/207384.html

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