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四川省遂寧市:張玉華さんは、迫害により左眼を失明し死亡した

(明慧日本)四川省遂寧市の法輪功修煉者・張玉華さんは、法輪功の信奉を堅持したことで不法に4回拘留された。2003年に拘禁されていた期間中、警官から殴打されて左眼を失明した。2009年8月13日、張さんは無念の思いを晴らせないまま、死亡した。 

 張玉華さん(63歳女性)は、1996年4月に法輪功と出会い、遂寧市遂寧南路27号附16号に住んでいた。張さんは70年代にリューマチ性の心臓病を患い、段々悪化して末期に入った。1986年に重慶新橋病院で心臓弁膜手術を受け、全身がむくみ、第三軍隊大学病院の医者から「一生薬を飲み続けなければならない」と言われた。人生の苦難に直面した張さんは、悲しみのあまりに死にたいと思った。

 このようなやむを得ない状況下で、ある善良な人が張さんに法輪功の理と功法を紹介してくれて、本も貸してくれました。本を読んだ張さんは非常に感動し、善い人になって人を助けてあげようと思いました。すると1週間後、張さんの全身のむくみがなくなり軽くなりました。張さんは、法輪大法は本当の佛法だと悟り、薬を服用することを止めて健康を取り戻しました。

 1999年「7.20」、中国共産党が法輪功迫害を開始してから、張さんは、不法に4回も拘留された。2000年に外で煉功している時、連行されて15日間拘留され、2000年7月に北京へ陳情に行く途中、駅で強制的に汽車から降ろされて20日間拘留された。2002年には、遂寧の永興町で真相を説明している時に連行されて、霊泉寺看守所で1カ月近く拘留され、姓名と住所を言わないため、警官は、張さんを大の字にして鉄の欄干に手錠をかけた。警官は、張さんを釈放する際、数回にわたってゆすり、総額8千元を脅し取った。

 2003年の旧暦7月17日午後6時頃、遂寧市の警官らが壁を乗り越えて、張さんの家に押し入り、不法に家財を没収し、張さんを連行した。張さんが応じないため地面に打ち倒し、また引っ張り上げたりしながら凶暴に殴打した。張さんは目の前が真っ黒になった。その後、国安大隊に連行されて24時間自白を強いられ、その後、受教所に37日間拘禁された。迫害に参与した人物は、国安大隊の鄭大双、肖××、陳××などの7、8人である。警官は張さんの家を捜査する際、最低生活保障金の手帳さえ没収した。以前、張さんが病気治療の為に借りた借金も残っており、現在、とても困難な状況に陥っている。

 張さんが不法に拘留された時、警官に殴打されて目が充血し、涙が流れ、痛み、全身がむくんだ。帰宅後、病院で検査した結果、左眼が失明し、治療しても効果がなかった。また、医者の話によると、ひどく足を蹴飛ばされたことにより、張さんは膝関節結核を患っているという。

 張さんは、数回上告書を書いて遂寧市政府、公安局、省公安庁に送った。しかし、回答では「彼らは人を殴打していない」と、未解決のまま棚上げにされた。このような状況下で、張さんは2009年8月13日に、無念の思いを晴らせないまま、死亡した。

 2009年9月7日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/9/5/207732.html

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