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黒龍江省北安市:姜秉志さんが迫害されて死亡

(明慧日本)黒龍江省北安市の法輪功修煉者・姜秉志さんは、2008年10月、綏化市労働教養所に拘禁されて、迫害を受け、植物人間になった。その後、姜さんの家族に、労働教養所から「北安病院で姜さんと面会するように」という知らせがあった。その時にはすでに危篤状態で、両足にあざがあった。数日後の2009年8月26日、姜さんは、無念な思いを晴らせないまま、死亡した。

 姜秉志さん(58歳男性)は、北安市石泉鎮の長発村在住で、かつてはとても元気だった。2008年9月22日、秋の収穫のため、畑に出かけて行った姜さんは、石泉派出所の警官・左少秋らに連行された。警官らは姜さんの家族には何も知らせず、北安留置場に拘留した。翌日、警官が姜さんの自宅を捜査したが、何にも探し出すことが出来なかった。

 姜さんは北安留置場で39日間迫害された後、2008年10月30日、不法に労働教養2年を科された。綏化市労働教養所に送られたとき、石泉派出所の警官は「姜さんの健康診断のため」と言って、姜さんの家族に200元を支払うよう要求した。

 姜さんは綏化市労働教養所で迫害され、ベッドから起き上がれなくなった。家族が面会を求めたが、断られた。

 以前、姜さんは、かつて数回にわたって迫害を受けた。2003年3月13日の午前、姜さんは出先で石泉派出所の警官に連行され、家宅を捜査された。テープレコーダー、VCDプレーヤ、大法書籍などが奪われ、夜10時過ぎに留置場に拘留された。1カ月後、綏化市労働教養所に移送され、労働教養2年を科された。

 2005年7月4日、石泉派出所の警官・左少秋、北安市公安局の警官らは、再び姜さんを北安留置場に連行して、ともに1000元を恐喝した。2008年8月3日(北京五輪前)、左少秋らは、姜さんを北安留置場に連行して15日間監禁し、1000元を恐喝した。

 姜さんは、法輪功を修煉する以前には、石泉鎮長発村の村人にとっては、けっしてよい人ではなかった。姜さんは村の役人だったが、村人に対してとても厳しかった。例えば、村のある人が村からお金を借りた場合、すぐに返済できなければ、高利息で計算するので、村人はとても苦しめられた。多くの村人は姜さんのことを憎んでいた。姜さんは、妻に暴力を振ることで有名だった。最初の妻はその暴力に耐えられずに、自ら命を絶った。それにも拘らず、2番の妻にも暴力を振った。しかし、法輪功を修煉した後、姜さんは変わった。妻に優しく接するようになり、暴力を振るわなくなった。ほかの人に対しても優しく接し、困っている人を手助けした。

 姜さんは、何度も迫害された。家族はその度にショックを受けた。家族は姜さんとの面会を石泉鎮派出所に求めたが、警官・左少秋に阻止されたため諦めざるをえなかった。姜さんが迫害により死に至ったとしても、石泉派出所は自分達が何をやったのかをよく分かってはいるものの、姜さんの家族に「言いふらさないように」と脅した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年9月8日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/9/2/207584.html
(English:http://www.clearwisdom.net/html/articles/2009/9/3/110553.html

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