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翼東刑務所:左目を失明した陳百合さんの一時出所を拒絶

(明慧日本)河北省唐山市遷西県沙嶺子村の法輪功修煉者・陳百合さん(59歳男性)は、2007年1月に4年の刑罰を下され、冀東刑務所で拘禁されている。現在左目は失明し、高血圧の病状(170)も現れた。家族は一時出所を求めたが、刑務所に拒絶された。

  2009年7月中旬、陳さんの妻と娘が刑務所に面会に行ったとき、陳さんの目に異常があると感じた。本人に尋ねたところ、左目はすでに失明し、右目もぼんやりしている状態で、しかも高血圧を患っていることが分かった。しかし、刑務所は今でも家族にこの話を一度もしていない。 

  帰宅後、家族は刑務所の政治課長・何立志と許子秋に電話をかけて、一時出所を求めたが、彼らは体を検査して条件に合うかどうかによると言う。2日間後に検査の結果を尋ねたところ、条件に合わないので、今後この話をしないようにと言って、慌ただしく電話を切った。 

  8月3日、家族は豊南区尖トゥオ子鎮の刑務所に行って、刑罰実行課に来意を説明したところ、趙主任がこの事を担当すると言い、趙主任に会って、一時出所のことを話した。趙主任は5支隊に知らせて陳さんの体を検査してもらうと承諾した。1週間後、陳さんの妻と娘と沙嶺子村主任と村支部書記とともに、再度趙主任を訪ね、一時出所を望んだが、しかし答えは「条件に合わない、両眼とも失明するならできる」ということだった。

  家族は陳さんの病状が悪化したらどうするか聞いた時、相手は「病状がそんなに速く進むはずがない、その上刑務所は手術をすることができる。しかし、手術の効果は保障できない、責任も負わない」と言った。現在家族は陳さんの体の状況を非常に心配している。 

  2006年5月、陳さんは遷西県の漁戸ザイ郷で法輪功の真相資料を配り、憲法が公民に与える言論自由の権利を行使した時、現地の派出所および遷西県公安局国保大隊に連行された。2007年1月に遷西県の裁判所は法律に違反する情況下で陳さんに4年の刑罰を下した、家族は唐山市中級人民裁判所に上訴したが、結局同じ判決が下され、冀東刑務所の5支隊の7中隊に今なお拘禁されている。 

  2002年4月、陳さんの妻は信念を堅持するため不法に拘禁された。陳さんは妻の「真善忍」に対する信念を理解し支持して、妻に大法の書籍を渡したが、遷西県国保大隊に連行され15日間拘禁され、家には高校と中学の子供だけが残っている。

  数年来、遷西県の国保大隊は何度も陳さんの家に対して不法に捜査したり、家財を没収したり、かき乱したりした。いかなる理由も証拠もない情況下で、前後して2台のコンピュータと1台のプリンターを奪い去った。 

 (注:法輪功修煉者を迫害する主な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年9月9日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/9/7/207872.html

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