■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/09/17/mh181757.html 



内モンゴル:妻の死因究明を求めた武陽さん、北京の警官に迫害される(写真)

(明慧日本)内モンゴルの法輪功修煉者・武陽(別名:武志軍)さんは、妻・孫敏さんと共に北京の警官に連行された。その後、孫敏さんは殺害されたが、死因は不明のままである。情報筋によると、殺害現場と遺体は攪乱され、死因は墜落によるものと捏造されたという。夫は拘置所で妻の真の死因を暴くために訴訟文を書いたが、北京の公安局はその犯行を隠蔽するために、武さんに対して不法に重い懲役判決を言い渡した。

孫敏さん

武陽さんと娘さん

 内モンゴル赤峰市出身の武さんと孫さん夫婦は法輪功修煉者であり、地元で迫害を加えられたため、北京へ避難せざるを得なかった。2009年4月22日、北京宣武区の鞋城で夫が中華の伝統文化を復興させる「神韻国際芸術団」の公演収録DVDを配布したところ、人に告発され、宣武区牛街交番の警官に連行された。そして、2000枚のDVDを配布した事によって、懲役7年の判決を下すと脅された。

孫敏さんの遺体

 一方、孫さんは、スパイの慣用手口で連行され、殺害された。その後、殺害現場と孫さんの遺体は証拠隠滅のために偽造され、彼女の死因は墜落によるものとされた。武さんは、拘置所で自ら書いた妻の死因究明の訴訟文を弁護士に渡すよう要求したが、妨害され届かなかった。そのうえ、武さんは宣武区公安局から北京市公安局へ移送されたが、それは懲役が厳重化することを意味する。さらに、北京市中級裁判所が裁判を依頼されたことで、孫さんは重い懲役の判決を言い渡されることを避ける事ができない。

 この間、武さんはいくつかの無実の罪名を着せられ、犯行に関わった警官が所轄する施設に移された。このことは、妻・孫さんの殺害真実を覆い隠そうとする当局の陰謀である。

 公安局でひどい迫害を受けた武さんは、病院へ運ばれた。以前にも、北京市朝陽区豆各庄の北京市第一拘置所で拘禁されていた。

 神韻芸術団は、アメリカ・ニューヨークに在住する華人によって結成された、中国5千年の中華伝統文化を再現する芸術団で、全世界の巡回公演でその美しく素晴らしいパフォーマンスが海外の人々から高く評価された。公演を鑑賞した海外の華人は誰もが誇りに思い、中華民族の自信を取り戻した。しかし、それは中華民族の伝統文化と美徳を踏み潰し、破壊行為を続けてきた中国共産党にとって、党の信奉する「党文化」とは正反対のものだ。そのため「神韻公演」に恨みを持つ中共は、中国大陸において弾圧を強化し、中華民族の伝統文化を中国の国民が観られないように「神韻公演」を封鎖している。中共は「神韻芸術団」の公演を収録したDVDの配布を禁じ、配布した者を刑務所に拘禁している。

 この事件について詳細を知る人に、情報提供を求む。

 2009年9月17日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/9/12/208181.html

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