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四川省会理県の身体障害者・顧明聡さん一家が遭遇した迫害(写真)

(明慧日本)顧明聡さんは杖に頼って歩く身体障害者だった。法輪功の「真、善、忍」に従って修煉して健康になり、携帯電話修理の収入で生計を立てていた。しかし、法輪功の真相を説明したことで警察に連行され、2009年1月12日に不法に4年の判決を言い渡され、顧明聡さんの父親はそれが原因で病気になり、亡くなった。
顧明聡さん
顧明聡さんの母親と二人の息子

 顧明聡さんは幼少時に小児麻痺に罹り、いつも両手に杖を持って歩いていた。体の調子が悪く、夜には眠れず、いつも睡眠不足になり、ずっと病気の状態だった。血小板が減少したため、全身に赤い斑点ができていた。1997年、顧明聡さんは法輪功を修煉し始めた。

 顧明聡さんは常に「真、善、忍」に基づいて自分に要求した結果、修煉し始めてから病気が徐々に治り、杖一本で歩けるようになった。家では勤勉で、ご飯を炊いたり、豚に餌をやったり、草刈りをしたりなどの家事を担った。周りの人には優しく、誠実で、家電を修理してあげても修理代も取らなかった。人間として善良で、人をよく助け、無口な人で、周りから良い人だと評判を得ていた。

 2008年7月30日朝、顧明聡さんがある電信会社の修理店に勤務していた時、法輪功の真相を説明したという理由で、真相を知らない人に告発され、遭県国保大隊の警察・江豊良、王興華に連行されて留置場に拘禁されるともに、パソコン、DVDデッキ、法輪功書籍、百枚以上の未使用DVDなどの家財も没収された。顧明聡さんが拘禁された期間中、顧明聡さんの母親は数回にわたり国保大隊に行き、釈放を要求した。しかし留置場では「オリンピックが終わってから釈放する」と承諾したが、オリンピック後も釈放しようとしなかった。

 顧明聡さんの父親は息子の事を心配し、心労のあまり病気に罹り病院に入院した。治療費は1万5千元もかかった。母親は再び国保大隊に行って釈放を要求したが、国保大隊の警察は「おまえの息子は問題が大きく、すでに検察院に渡したので我々とは関係がない、検察院に行け」と言った。顧明聡さんの母親はそこでようやく、ずっと嘘を言い続けている国保大隊の目的は、彼女の息子に不法判決を言い渡して迫害するためであると分かった。

 2009年1月8日、会理県の共産党の裁判所は法輪功修煉者・顧明聡さんに対して不法に裁判を行った。弁護士・李培鋭さんは顧明聡さんのために「神韻公演DVDは人において何の弊害も悪い影響もないものなので、いわゆる証拠にはならない」と無罪弁護を行った。最後に裁判長・邱雲は裁判休止を宣告した。

 2009年1月12日、顧明聡さんは不法に4年の判決を言い渡され、五馬坪刑務所に移送された。顧明聡さんの父親は2009年1月16日に息子の冤罪の恨みを晴らせずに他界した。

 現在、60歳近くになった顧明聡さんの母親は、顧明聡さんの10歳と3歳の子供二人の世話をしながら2000平方メートルの田んぼを耕作しなければならず、そのうえ借金も2万元抱えている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年10月4日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/9/30/209303.html

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