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遼寧省凌海市:魏秀英さんは不法に7年の判決を下される

(明慧日本)遼寧省凌海の法輪功修煉者・魏秀英さんは、裁判所で不法に7年の懲役刑を言い渡され、現在、沈陽大北監獄で迫害されている。

 2009年4月17日午前6時ごろ、遼寧省錦州公安局および凌海国家保安局の隊長は、パトカーで金城に住む魏さん(62)の家を囲み、たくさんの警官が無断で家に押し入って、不法に家宅捜査した。そして、家にいた魏さん、趙紅さん、趙氷さんの母と娘3人、修煉してない父親を不法に強制連行した。

 魏さんは不法に凌海市留置場に拘禁され、非人道的な迫害に遭った。迫害に参加した警官は熱湯を魏さんの頭にかけ、足で胸を蹴り、水が入っているペットボトルで右耳に水を流した。そのため右耳は難聴になった。そして、魏さんは歩くことができなくなり、心臓が弱り、ひきつけを起こした。

 彼女は修煉する前、体が病気だらけで、足に障害があり、冠状動脈性心臓病、肺気腫、脊髄などに病気を患い、頭を上げることができなかった。1年中のほとんどを病院で過ごしていた。常に病気を治療しなければならないため、生活はとても苦しく、家の財産を食いつぶす状態まで来ていた。あらゆる苦痛を味わった魏さんは時々、生きるより死んだほうがましだとさえ思っていた。1997年、魏さんが法輪功を修煉し始めてからしばらくして、体の病気が突然消えた。また性格が短気だった魏さんは一気に変わり、常に「真・善・忍」に従い、善をもって他人に接し、家族と仲むつまじく暮らし始めた。

 1999年7.20、中共政権が法輪功へ全面的な迫害を始めた。当時、魏さんは北京に真相を伝えに2回行ったが警官に連行され、留置場で各種の肉体の苦しみを味わい、精神を虐げられた。そして2009年4月17日、彼女は再び警官に強制連行された。

 7月初め、凌海市公安局副局長・王景山(主に法輪功の迫害を指示するリーダー)は迫害によって、体が持たなくなった魏さんを撫順洗脳班に移送した。そして、ひどい迫害を加えられた後、体がすぐにでも命の危険を伴う状態に陥ったため、洗脳班は責任を負うことを恐れて、彼女を凌海市留置場に戻した。

 7月下旬、危篤状態になった魏さんは酸素ボンベを付けられ、凌海市裁判所の法廷に無理やり連れ出され、不法に開廷され、審判が行われた。魏さんは、ひどく殴打されたことにより立つことも話すこともできなくなっていたため、裁判長・李大明と裁判所副所長・王シンは、早々に裁判を終了させた。

 8月7日、凌海市裁判所の裁判官・李大明は市留置場に行き、魏さんに対して不法に開廷しようとしたが、魏さんは体が極度に衰弱して動くことができなかった。翌日、李大明、王景山(凌海市公安局副局長)は魏さんの妹と弟をそそのかし、「お姉さんの身体がこのように衰弱しており、あなた達が代わりに署名して判決が終われば、翌日でもすぐに保証人を立てて釈放して治療できる」と言い、魏さんの長女・趙紅(法輪功修煉者)には内緒にするよう言った。妹と弟はその言葉を信じて署名し、一日も早くお姉さんが帰宅するよう願っていた。しかし8月14日に届いたのは、魏さんに言い渡した7年の判決書であった。そこで、王景山に魏さんを釈放するように要求したが、王景山はヤクザのような顔つきで「口頭協議も有効だ」と言い放ち、家族は騙されたことに気がついた。

 家族は錦州中級裁判所に上訴した。しかし、上訴の締切日がまだ終わってないため、家族に上訴可否の通知書が届いていなかった。2009年9月8日、魏さんは遼寧大北監獄へ送られ、施設の前で車から降りる時、4人がかりで担架に運ばれて入られた。監獄の医者によると、彼女の体は体調の指標がすべて最低限になったという。現在、魏さんは全身が萎縮し、元の80キロの体重が40キロまで急激に落ち、自力で生活できず、歩くことも話すこともできないなど、命の危険にさらされている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2009年10月25日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/10/23/210965.html

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