■日本明慧 http://jp.minghui.org/2009/10/27/mh283440.html 



『神韻』の歌を歌いながら衆生を救う

文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)私の勤め先は家から遠くないので、いつも自転車に乗るか、歩いていきます。

 家を出るときには、いつも神韻イベントのDVDを何枚か持って出かけます。このDVDは休みの時間を利用して1枚1枚心をこめて一生懸命に作りました。神韻のショーはレベルが高いので、私たちが作るDVDも高い品質の良いものでなければなりません。人々はDVDの鑑賞を通して、神韻イベントの素晴らしさを知るようになります。衆生が真相について理解することは、救われることにもかかわっています。

 路上では毎日いろいろな人と会います。私は心から彼らを自分と縁のある人だと思い、親しく感じ、慈悲と善の思いを彼らに伝えています。多くの人は私たちの心の落ち着きと、心の底からの善意を感じていると私には分かります。

 交差点で信号を待っている時、自転車を止めた2分間ぐらいの間に、隣りにきた人にもこんな良い機会があります。「お早うございます、ご出勤ですか?あなたに会えてうれしいです。プレゼントをあげましょう、これは今年の神韻イベントのDVDです」とか、「こんにちは、ご帰宅ですか? これは海外で巡演している盛大なイベントのDVDです。多くの演目は私たちの伝統文化で、内容は素晴らしいです。老人でも、子供でも、楽しめます。ちょうどDVDを持っているので差し上げます。どうぞ、御覧下さい」と言うと、「はい、ありがとうございます」と言って受け取ってくれます。こんな場面が何度あったでしょうか、もう覚えていません。少しの時間に、何枚ものDVDを配ることができたのです。もらった人はDVDの包装がとてもきれいなところが気に入り、ほとんど感謝をして受け取ってくれます。

 道端に文房具屋があります。広くないのですが、場所がいいので、お客さんが多いのです、中に入ってみると、DVDプレーヤー、テレビなどはみな揃っており、いろいろな曲を流して自分も楽しみ、お客さんを誘っています。ある日、そこを通りかかった時に私はオーナーのところへ行って、神韻イベントのDVDを彼に渡しました。彼は笑顔で嬉しそうに受け取りました。ほかの日に私は再び買い物にそこに入りました。すると、オーナーは私の顔がすぐわかって、「いいDVDです、あのイベントこそ、私たちの心の中のイベントです、勢いが違うし、内容が健康的ですね。見れば見るほど気持が良くて、神韻のリズムは天からきたようです。家族みんなで見ました。演目はみんな素晴らしいです。このようなイベントなら、どんな場所で流しても、みんな見たいです。これは国内では見つからないものです。私はもう神韻DVDを大事に保存しておきました」と言いながら、特製のDVDの箱を開けました。見ると、神韻のDVDが丁寧に置いてありました。オレンジ色で、鮮やかな表紙はユニークで、目新しいのです。「ここにおいておけば、誰でも、いつでも出してみることができます。こんな素晴らしい演出はほかの店では見つからないでしょう」、「神韻イベントは芸術性が高く、内容が純正です。このような素敵なイベントは簡単に手に入りません」とオーナーはこれが彼の一番のお気に入りで、一番いいと思う演出だと言って、繰り返し私に感謝しました。

   夕食の後、人々は2、3人で、散歩に出て、憩いのための場所や、歩道などを行ったり,来たりする人がたくさんいます。私のカバンの中には神韻のDVDが入っていて、出会った人にやさしく話しかけて、神韻のDVDをあげました。

 ある夜のことです。私は自転車で急いでうちへ帰ったのです。行事で休みの日だったので、車も人も少なかったのです。ある橋の端を通りかかったとき、12歳ぐらいの少年が私に挨拶をして、道を聞こうとしました。私は自転車を止めて、詳しく聞くと、その少年はほかのところから来て親戚のうちにいたのですが、午後遊んでいるうちに時間を忘れてしまい、迷子になったというのです。私は彼が道を聞いたのも真相を聞くための機縁だと思いました。それで、まず、詳しく道を教えてあげて、バス停まで送るあいだ、彼と一緒に歩きながら、中共組織からの脱退で命を守ることを彼に話して、最後に仮名で少先隊を脱退させました。少年がバスに乗るとき、私は神韻のDVDを彼に渡しながら、「これをあげましょう、国外で上演したイベントですよ。うちへ帰ったら、家族と一緒に見てください、友達や、クラスメートに見せてもいいですよ」と言うと、少年は嬉しそうに「はい、ありがとうございます」と言って、受け取りました。

 またある日、広場を通りかかった時、まだ1枚のDVDが残っているのに気付きました。ちょうどそのとき、ひとりの老人が3歳ぐらいの子どもを連れて、向こうから、歩いてきました。私はDVDを取り出して、丁寧に挨拶をして、老人に「これは、神韻のイベントで、海外でよく知られていますが、大陸でなかなか見るチャンスはありません。中の演目、たとえば西遊記とか、済公とか、みんな私たちの民族の伝統文化に関する内容です。どうぞ、御覧になってください」と話しかけました。老人は「はい、ありがとう」と言ったとたん、そばにいる子は叫んだり飛び上がったりしながら、小さな両手を出して「ほしい、見たい」と言いました。老人はにこにこしながら、子どもを抱いて、2人で一緒にDVDを受け取りました。

 2人の嬉しそうな顔を見て、私は心の中で、2人に祝福を祈りました。たくさんの人が彼らのように、この伝統文化の盛宴を見て、神韻が持ってきてくれた本物の福音を聞くことができるように祈りました。その時に、さらに師父が衆生を済度なさる広大な慈悲を会得しました。そして、神韻芸術団の団員すべてに感謝しなければなりません。彼らが費した巨大な努力のおかげで、私たちにこのような特別な芸術の形式で、迷いと難の中にいる世人を救うことができるのです。

 師父は神韻イベントについて「現在、神韻芸術団の公演の効果を皆さんも知っており、果たした作用も目にしました。数千人が劇場に入れば、公演後に必ず変化しました」(『新唐人テレビ討論会での説法』) 「神韻公演の完璧な質は本当に人を救い済度し、人を震撼させる作用を果たすことができます。神韻公演の拡大に従い、影響はますます大きくなります」(『二〇〇九年大ニューヨーク国際法会での説法』)とおっしゃいました。

 最近、世人に神韻のDVDを配るとき、いつも「神韻は国際社会であんなにたくさんの公演をし、名前を良く知られ、多くの国の人は神韻の素晴らしさを見ることができますが、私たちには何時あの公演を見るチャンスがあるのでしょう」と聞かれます。私は「いま香港からの招きに応じて、神韻は来年の春に、香港で公演することになっています。もう国の中にはいりましたよ。できたら、見に行ってください。これだけたくさんの人が神韻を望んでいるのに応えて、必ず、いつか神韻は私たちに近づき、中国国内に入ってくると思います」と答えました。

 確かに、神韻は近づいてきました、ますます、近づいてきました、神韻は私たちに向かって、歩いてきました。神韻公演の高いレベルは世を驚かせ、ますます多くの人の関心を集めています。神韻は「神」を伝え、奥深くて悠長で、神韻を見ることは、もうたくさんの世人が望んでいることです。

 『神韻』を持って歩きながら歌う。毎日道で、往来している人々を見て、いつもソプラノ歌手の黄碧如さんが神韻イベントで歌った「二度と迷わずに」が聞こえてきます。「大法弟子が伝えた真相はなぞを解くことができます。万古の機縁を掴み、二度と迷わないように」

 神韻の天音は、世人に恩恵を与えています。神韻を神州の大地の至るところに広めましょう。 

 2009年10月27日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/10/18/210618.html

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