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常人の誘惑という妨害を取り除く


文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)最近、繰り返し師父の『マンハッタン説法』を読んだ後、とても深く感じました。体得したことを皆さんに述べて、これを戒めにしていただければと思います。

 私は早い段階に修煉を始めた大法弟子です。ずっと懸命に精進してきました。しかし、1999年に中共が大法を迫害し始めてから、政府に法輪大法の真実の情況を伝えるため、北京に行きましたが、強制連行され、不法な拘禁や労働教養を受けました。労働教養所から出ても、大法の道から外れることはありませんでした。

  労働教養所から出て2年目の2002年に新しい仕事を見つけました、外国とビジネスをする仕事で、とても実権(実際の権力)があります。毎日とても忙しいので、自然に学法と煉功時間が少なくなりました。実際に仕事の中で、常人社会からのいろんな誘惑はとても大きなものでした。師父がおっしゃった通り「現実社会で人心が利益に誘惑され刺激されているため、あなたに修煉の機会を作り、提供しています」(『マンハッタン説法』)。

  修煉し始めた当初から法を師として、厳しく自分を律してきましたが、時間が長くなるにつれて、常人社会に流され汚染されたため、徐々に正念が失われていきました。顧客からの贈り物をだんだんと受け取り始め、最もひどいのは顧客の按排のもとで、なんと色欲の罪を犯しました。その後、後悔してもしきれませんでした。しかし、しばらく経ってからまた犯し、師父がおっしゃった「邪悪はあなたが再三に間違いを犯し、犯しても改めないようにし・・」(『マンハッタン説法』)の通りでした。この間、旧勢力の按排を突破しようと思ったことがありましたが、一度も成功しませんでした。

  師父は「誰かがこの間違いを起こしたら、永遠にだめになります。これほど厳粛なことです」、「いったんこの面で間違いを起こせば、天上の全ての神はあなたを落とさずにいられないと思っており、決してあなたを肯定したり、認めたりしません。ですから、あなたが今後難に見舞われるとき、多くの要素はそれらの神がどうしてもあなたを落とそうとしているからです。これであなたの修煉にどれほどの困難をもたらしたのでしょうか?」(『マンハッタン説法』) 

 2年後、この邪悪な魔難を突破しよう決心しましたが、形成された色欲に対する業力はとても大きいもので、いつも私を妨害しました。どうしても突破したいと思う気持ちがありましたが、邪悪に妨害されて、半年間、相次ぎ3回突破し、最後に旧勢力の按排に勝利し、この魔難を突破することができました。師父の慈悲なる苦しい済度によって、私に再び修煉の機会を与えてくださったことに心から感謝しています。

 このことを通じて、一つの問題を悟りました。修煉者が普段一つの妨害を解体することは容易いことです。しかし、妨害されている状況下では、心性が既に落ちており、同じ妨害でも突破することがとても難しいのです。このような場合、皆さんは正念だと言い張りますが、正念が心性に従って落ちており、正念を発しても出ません、もしくは発した正念の威力はとても小さいものです。ですから同修に困難がある時、全体の同修からの助けがとても重要になってきます。

  もう一つの問題があります。同修が修煉の中で、常人の誘惑がない時は、みんなよい心理状態を保つことができます。しかし、誘惑されたときは耐えがたいのです、特に誘惑は1日で過ぎ去ることはなく、長い間の環境の中で心性を保つことはとても難しいのです。幸いなことに私たちは大法に出遭うことができ、大法が指導をしてくれています。どんな状況下でも、十分時間を使って、しっかりと法を学び、多く発正念し、法輪功の真相を伝えることができれば、突破できない関はありません!

  以上、私が修煉の道のりでのわずかな体験です、不足しているところがあれば慈悲なる指摘をお願いします。

  2009年11月2日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/10/10/209997.html

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