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山東省イ坊:張春華さん、任麗さんが迫害された経歴

(明慧日本)2009年9月10日午前8時半、山東省イ城市街区の法輪功修煉者・張春華さん(59歳女性)と任麗さん(40歳前後の女性)は、イ城苗圃の交差点で、イ坊高新区公安支局により不法に連行された。

  警官は任さんの家族から8000元をゆすり取り、その後、任さんは当日家に戻された。張さんは家財を没収され、断食して迫害に抗議した。そのため、イ坊留置場で無理やりに灌食された。7日間断食した後に、警官はまた家族に3000元を脅し取って、やっと張さんは釈放されて家に帰った。

  連行時、張さんは警官に強引に引っ張られて車に乗せられた。警官は先に張さんのポケットから家のかぎを奪い、その後、張さんを病院まで引っ張って行き、体を検査した。結果は不合格のため、高新区公安支局へ連行した。警官らは白日の下で、張さんの家で家財などを略奪していたが、家の中に聴覚障害でベッドから離れることのできないご主人がいた。警官は家からコンピュータ、プリンタ、法輪功の書籍、李洪志先生の写真、真相資料、『共産党についての九つの論評』、洗濯機、携帯電話、金のネックレス、身分証明書、電動車、かぎなどを奪い取った。張さんは強制連行された時、財布の3500元や携帯電話なども奪い去られた。

  張さんが連行された時、身体に病状が現れたが、それでも警官はあちこち引っ張り回し、夜8時頃、イ坊留置場へ担ぎ入れたとたんに離れて行ってしまった。

  警官の迫害に抗議するため、張さんは断食していた。3日目、警官は張さんを「十字架」(拷問の一種)の上に縛って野蛮に灌食した。朝8時頃から午後5、6時まで縛って不明な薬物を腹部に注射した。また、病状が現れてきたため、灌食を止めて点滴を1本注射した上、張さんを下ろした。その時、張さんは体が痛くてたまらなかった。7日間の断食後、警官は家族に3000元をゆすってからやっと張さんを家に戻した。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

  2009年11月4日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/11/2/211737.html

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