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ドイツ・ドルトムントで真相を伝える(写真)

(明慧日本)ドイツは美しいいろどりの穏やかな秋となり、ライン川流域に一年で最も美しい季節が訪れた。秋晴れの中、ドルトムントの街に和やかな法輪功の煉功音楽が響いた。

  2009年10月23日、24日と27日の三日にわたって、ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州のドルトムントおよび近辺で法輪功修煉者が活動を行った。彼らは街で、中国で起きている法輪功への残酷な迫害の真相を市民たちに伝え、中国共産党が行っている法輪功修煉者の臓器狩りの蛮行を止めさせるよう署名を集めた。

法輪功修煉者への臓器狩りをやめさせるよう署名をするドイツの民衆

法輪功修煉者の功法の実演

  活動では「真・善・忍」と書かれた横断幕をかけていたが、たくさんの人が通り過ぎる時、「法輪功ですね」と言った。また署名をして、「以前から迫害の事を知っていた」と話す人もいた。ほかにもたくさんの人がどこで法輪功を習えるのかを尋ねた。法輪功のことを知っているドイツ人はかなりいるようだ。

  ある若い女性は仏教を信じたことがあり、法輪功の資料に載っている「卍」の字にたいへん興味を持った。彼女はいろいろな質問をして、たくさんの資料を持ち帰り、よく読むと話した。

  また、1人の男性は「法輪功はすばらしいものだとよく分かっていますが、自身を修煉するのであれば路上で宣伝しなくても良いのではないか」と言った。これに対して、法輪功修煉者は彼に、法輪功が迫害を受けていることを書いた横断幕を見せ、中国で起きている法輪功に対する残酷な拷問などの実態を知らせ、皆さんの正義の支援を求めていると伝えた。この男性はすぐに理解を示し、たくさんの資料を持ち帰った。

  法輪功修煉者のマリアさんと息子さんは、車を1時間運転してきた。今年75才になった彼女はとても元気そうだった。マリアさんは活動に使う横断幕とたくさんの真相を伝える新聞と署名用紙を持ってきて、まるで自分の家の事のように気にかけていた。実は中国国内でも海外でも、法輪功修煉者はみな自費で活動を行っている。お金よりも、人々の「真善忍」に対する良識をよみがえさせることがはるかに大事だと思っているのだ。

  親切なマリアさんは、「正義感のある人は、お金よりも人の命が最も大切です。あなたの署名は正義に対する応援です。法輪功はとても平和なものです。修煉者に対する迫害は不公平です。ドイツの人々はみな人を殺したナチスが悪いと知っていますが、共産党はもっと悪いのです。修煉者の臓器を生きたまま摘出しているからです」と述べた。

  ある華人の青年は、両親が移住した後にドイツで生まれた。家で両親はいつも中国の近代史についての話題を避けている。法輪功修煉者は彼に「修煉」という言葉はずっと昔からあり、なぜ共産党が法輪功を迫害するのかを教えた。中国伝統文化に大いに興味を持った彼は、1時間ほどそこに残って真剣に話を聞いた。

  マルタさんは近くの語学学校の教師だ。彼女は法輪功の活動が行われることを知り、わざわざやって来た。中国で起きている迫害を聞いて、最初はとても驚いた。そして、これらが独裁的な共産党によって起きたことだと知り、すぐに理解できた。彼女のふるさとポーランドも長い間、共産党の被害を受けていたからだ。マルタは法輪功修煉者にこう言った。「あなたたちと話す前は、中国は私にとってアメリカ、イギリス、ドイツのような国と同じでしたが、こんなに恐ろしい迫害が起きていることは全然知りませんでした」 彼女は30分以上も話した。

  ブラジルから来たOmar Mac-nackさんは、法輪功修煉者に会って、昔の友人のような親しみを感じたという。彼はオランダにいる時、法輪功修煉者が活動を行っているのを見た。和やかな法輪功に興味を持った彼は署名した後、自分も習いたいと言い、各種の資料を持ち帰った。

  エンジニアのドイツ人男性はよく中国へ旅行に出かける。彼は「どうして中国人は一斉に反抗しないのか」と尋ねた。これに対して修煉者は、「中国は大きいため、情報は共産党に封鎖され、言論の自由もありません。また、当局は大金を使ってインターネットを封鎖し、スパイを雇って、海外の情報を中国の人々に伝えさせないようにしています。国内ではすべてのマスコミは一方的な宣伝ばかりで、国民の本音を伝えず、報道されたものも、ほとんど当局の要求に従い、しかも嘘の報道で民衆の恨みを煽っているのです。大勢の中国人は情報を封鎖され、真相を知らないのです」と答えた。この男性はまたたくさんの質問をして、長い時間をかけて、中国で起きている真実を理解して離れた。

 活動の最終日、日が暮れて法輪功修煉者が離れようとするとき、ドルトムント大学から2人のドイツ人の若者が来て、先生と同級生にこれらの資料を見せると話し、たくさんの資料を持ち帰った。

  2009年11月16日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/11/1/211638.html

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