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真善忍が子ども達の心を変える(四)

(明慧日本)

  「法輪大法は素晴らしい」

  私が他の教師と明らかに違うため、生徒達はすぐ私が法輪功を修煉していることが分かりました。それ以降、私はできるだけ大法弟子らしく行うように、さらに自分の修煉に力を入れました。毎日、早朝に経典を読む時間があり、生徒達は順番に読みました。彼らは何度も『明慧週刊』と法輪功の真相の内容の小冊子を読み、これらの文章は本当に素晴らしいと、授業の合間に皆で時々交流したりしていました。ある生徒は法輪功の真相が書いてあるお守りを公然と身に付け、家族が法輪功を修煉していることを誇りに思っているようです。

  ある日、陳思という生徒が両目を赤くして尋ねてきました。「先生! もしある人が喋れないとき、私が『法輪大法はすばらしい』と彼に手伝って念じてあげれば、効きますか?」 彼女の母親がこっそりと男児を出産しましたが、男児の頭が分娩時に鉗子(物をつかんだり牽引したりするのに使用する医療器具)で挟まれたときに出血し、県立病院に送られ緊急措置をとっているそうです。母親は高血圧で、現地の病院で治療を受けており、家族全員が心配でたまらないといいました。私はもし、あなたが誠心誠意で念じれば、弟さんは縁があり、法輪功の師父がきっと助けてくださるだろうと教えました。数日後、陳思さんはニコニコして掌にあふれるぐらいのお祝いの飴をくれ、弟と母親が2人とも良くなって帰って来たと言いました。

  晨晨さんは頬を押さえながら2回尋ねてきました。「先生! 私は耳下腺炎を患っているようです」 私は「両親に病院に連れて行ってもらってください」と答えましたが、彼女が「構ってくれないよ、私が『法輪大法は素晴らしい』と念じても効きますか?」と聞くので、「効きますとも! 効きますとも!」と私は答えました。子供の悟性は私よりいいのです。彼女は体育の授業中、壁際に座ってずっと念じていました。腫れもなくなり痛みも消え去って、頬は治ってしまいました。

  私は希希くんだけが一番心配でした。この子は時々廊下に貼ってあった法輪功が迫害されている真相が書かれた宣伝用の紙を剥がしてしまうので、幾度となくやめるように言いましたが、彼は笑うだけで信じようとしないのです。私は、この子に真相を分かるチャンスをくださるようにと常に師父にお願いしていました。ある春のピックニックで山に登るとき、私は5、6人の男子生徒とまもなく山頂に到着するころ、突然、希希くんがお腹を抱え込みしゃがんで「ああ」と叫び始め、青白い顔をして額に大汗をかいていました。私は彼を支えながら言いました。「希希くんん、ここは市内から遠く離れた荒野なので、病院も薬もなく、こんな時にお腹が痛くなるなんて、もしあなたが先生の言うことを信じて、真心を込めて『法輪大法は素晴らしい』と念じれば、法輪功の先生が助けてくださいます」と言うと、希希くんんは痛さを我慢できず、仕方なく今回は叫びました。しかも大声で叫んで、汚い物をたくさん吐き出したら、痛みが止まり、顔色も赤くつやつやとしてきました。それから、希希くんんは信じるようになり、真相の紙を破ることもなく、真相のDVDも見るようになりました。また1人が救われたことで、私は心の底から師父のすばらしい按排に感謝しました。

 国旗掲揚の儀式のとき、クラスの方さんと思思さんが「優秀な学生」として選ばれ、ステージで賞を授与されることになっていましたが、副校長は多くの学生がネッカチーフを付けていないことに怒って、付けていない子には賞を与えないと言い出しました。私のクラスの生徒は大多数の子供がつけていません。方さんと思思さんは賞をもらいたいのですが勇気がなく、どうすればいいのかと私に聞くので、私は小さい声で教えました。内心で「法輪大法は素晴らしい」と念じながら、堂々ともらいに行くと大丈夫ですよと。副校長はネッカチーフを付けていないことに気付くことなく、結局は無事にもらって帰り、とても不思議に感じたと二人は言いました。

  『共産党について九つの論評』が発表された後、私はとても焦りました。生徒達に中国共産党の少年先鋒隊からの脱退を勧めたいのですが、迫害されることを恐れて言い出すことができませんでした。数日過ぎたある日、生徒達を送るとき、クラスの景さんは突然言い出しました。「先生! 『共産党についての九つの論評』を読んだことがありますか?」私はびっくりして慌てて聞きました。「景さんは読んだことがありますか?」 彼女は読んだことはあるが、内容が良く分からない、しかし彼女の親しいお婆さんから、このままでは将来共産党と一緒に滅ぶことになるということで、少年先鋒隊を脱退し、しかもその後、クラスの文さんも脱退しました。

 私は恥ずかしく思いました。私は生徒達を愛しています。自分の娘には早くから脱退させましたが、彼らに勧めることができず、これは自分の利益を守る私心から出たものではありませんか? それで、今回学級会を開くとき、生徒達に勧めることを決めました。

 私はまず、正念を発し、師父のご加護を求めました。生徒達はもう成長してきたので、科学の発見から話してみることにしました。私は教室のパソコンを開け、「百度」を使って「蔵字石」という写真を探し出して子供たちに見せました。また「優曇華の花」の写真も見せました。生徒達に天が中共を滅すことを決めたので、脱退すれば命を守ることができると教えました。しかも子供たちに謝りました。私は恐怖心からぐずぐずしてあなた達に早く勧めることができなかったが、自分の家族全員はすでに脱退したことを話しました。生徒達はあっさりと偽名を使って脱退することに決めました。最後に珍さんは、誰も外部の人にいい加減なことを言ってはいけません。誰か漏らしたら許さないからね、両親にも教えてはならないと皆に念を押しました。その晩、私は一つの夢を見ました。夢の中で私は一群れの子供たちを連れて狭苦しい階段から地面まで上ってきたとき中の1人が、がやがやと騒ぎ、珍さんの「シー!」という一言で静かになりました。

 学級委員に脱退を勧めるとき、暁傑さんは教室で宿題をしていました。私は彼女に勧めましたが、恐怖心が生じたので、暁傑さんは承諾せず、帰宅後母親に相談すると言いました。翌日彼女は母親が認めないからと言いました。私は自分の恐怖心が彼女を遮っていたことが分かりました。

 私は毎日多く正念を発しました。中国国内のネット上にいつでも三退を勧める資料があります。班長の玉さんは、パソコンからそれらを探し出してクラスメートに見せていました。例えば、黒龍江省にある小学校の生徒達が一瞬にして数百人が溺死した報道や、「7・1」国慶節の正午、薊県財政局の宿泊所の食堂が突然倒壊したとか、河南省のある工場の従業員がダムで船を漕いでいるとき、急に大風が吹いて転覆し、党員の幹部ら数十人が溺死した事件など、だんだんと私のクラスの子供たちはほとんどの人が脱退しました。中学校にあがってから、多くの人が共産主義青年団の入団を拒否しました。

  生徒が私を守ってくれた

 ある週末、教師の同修が急いで私に告げました。教育局は公文書を各学校に通達し、ある教師が授業中に法輪功の真相を話し三退を勧めたりして強制労働教養所に送られため、各学校にも内部の実情の調査を要請したというのです。当時、蘇家屯で法輪功修煉者から強制的に臓器を摘出し、遺体を焼却炉で焼却した事件が世界に暴露された矢先で、中共邪党の恐怖心の大きさを見ることができます。

 私は同修と交流し、私たちに恐怖心があるのではないか、邪悪を解体すべきで、迫害それ自体を承認しないという共感に至りました。同修が去った後、私は法輪功が迫害されている真相を伝えることこそ迫害を止めることができると悟りました。

 月曜日のクラス会の時に、私は生徒達に教育局が行おうとしていることを話しました。子供たちはとても驚いて憤慨しました。続いて法輪功が迫害されている真相を伝えたため、正義ある教師が不法に逮捕されたことを教え、また、610弁公室と国家安全局スパイの詐欺の手法を暴露しました。ある生徒は彼らをごろつきと罵りました。私は授業を終えて家に帰りました。

 翌日私が教室に入ると、生徒達は私を囲んで口々に言い始めました。「先生は運命を判断できるのですか? 昨日、副校長と主任が私達に尋ねてきました。国語のノートも検査されます」 私は微笑んで聞いてみました。「それで、あなたたちはどのように答えましたか?」 思思さんは「副校長が、先生は授業中に何を教えているかと聞いたので、国語の先生だから国語を教えてもらっていると答えました。また、担任の先生だから、規則や衛生なども教えてもらったと言いました」と答えました。飛雄さんは「私達の先生はすべて教科書通りに教えてくれています。ノートを検査しても何も見つけることができません」と言ったそうです。

 私は普段、『洪吟』を黒板に書き写して見せるだけです。ノートに写して至る所に置いたら、法に不敬を働いて業を作るので、書き写させません。

 1週間がすぎ、副校長の新しいバイクは鍵を掛けて校門の入り口に置いてありました。しかも見ている守衛がいたにも関わらずに盗まれてしまいました。数分の間に8千元の損害を受けました。玉さん達はそれを知った後、報いを受けたと話しました。

  感謝の手紙

  私のクラスの変化があまりにも大きいため、学校側が私に特別の奨励を与えることを決定しました。私は辞退しましたが受けてもらえず、学校長に一通の感謝の手紙を書いて渡しました。手紙の中で私は次のように書きました。「校長先生の私への信頼に大変感謝しています。私に貴重な機会を与えてくださったことで、この重任を担うことができました。中国で7年も続いている法輪功への残虐な弾圧と誹謗中傷の中で、校長先生はこれまで少しも変わらず私を支持してこられました。あなたの正義と善良はきっとご家族の皆さまに幸福をもたらすでしょう。私はまた私の偉大な師父に感謝します。師父が私に『真・善・忍』を教えてくださったため、クラスをよい方向に導くことができました」

 学校長は確かに良い人です。他の学校で、法輪功を誹謗中傷する写真展が行われたとき、私は校長に法輪功の真相を伝え、まだ説明の途中で校長先生は、(法輪功を誹謗中傷する写真展を)催してはならない、それは子供を害するではないか、と言いました。

 私のクラスの物語は多くあります。ある生徒が書いた作文が明慧ネットに掲載され、数人の生徒が長編の作文を書いたこともありました。法が人間界を正すとき、これらの子供たちはきっと大法の修煉に入れると信じています。

  師父に感謝いたします! 同修達に感謝いたします!

  不適切なところがあれば、慈悲なるご指摘をお願いします。

 (明慧ネット第6回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

  2009年11月17日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2009/11/7/211999.html

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