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師父と大法を堅く信じ、法を実証する道を正しく歩む(六)


文/湖南省の大法弟子・思運

 (明慧日本)

 強力な正念を発し、悪人を止める

 迫害が始まってから今日に至るまで、私と妻は法輪功の真相を伝え続けてきました。特に『九評』が発表された後、とても忙しくなり、責任も重大になりました。私は妻と相談して、妻が他の地区に週3回真相を伝えに行き、私は週1回真相を伝えに出かけることになりました。なぜなら、他の地区に行くには多くの交通費が必要だからです。交通費はすべて私が耕作して得たお金をあてています。私たちの生活は淡白で、この数年、祝日や正月などに肉や魚を食べたことはありません。厳しい日でも私たちは真相を伝え続けました。この数年で、ほとんど近くの村をくまなく回り真相を伝えました。毎回バスに乗り、降りてから数十里も歩いて目的地につきます。毎回20人余りの人が脱退に応じました。真相を伝えるときはいろいろな人に会います、町や村の書記、公務員、労働者、学生、教師など、最も多いのは農民です。私たちは農民の家に行って真相を伝えることにとどまらず、畑に行き真相を伝えます。あるときは悪人や警官に会います。彼らは真相を聞かないばかりではなく、逆に私と妻に暴力を振るいます。

 ある日、私と妻は真相を伝え始めたばかりの同修と一緒に、他の地区に真相を伝えに行きました。しかし、悪人に告知され、その後パトカーが目の前で止まり、警察署長とドライバー(ボディーガード)が降りてきました。その署長は毒々しく私に「警察署に来い。陳書記が、おまえたちがここで迷信活動をして、彼に脱党を勧めたと言っている」と言いました。私は慌てずに「私たちは迷信を宣伝していません。人を救っているのです」と言いました。彼は突然、片手で私の髪の毛をつかみ、もう片手で私の服をつかんでパトカーに乗せようとし、侮辱する汚い言葉を口にしました。私は手でパトカーのドアを引っぱり、入ろうとしませんでした。ボディーガードは妻と同修から手を離して手伝いに来ました。私は何も恐れず、持っている『九評』を彼らの手に落としたらいけないと思いました。当時、師父の『正念をもって悪事を制止する』の法理が私の頭に浮かびました。私は猛烈にあがき、その力で彼らの手から離れました。私はただちに彼の眼を鋭く見つめ、「私を殴らないでください、私を殴ることはあなた自身を殴ることになります」と言いました(注釈:あなた自身をなぐることになるとは、人を殴ったことの罰が当たるということ)。このとき、妻はこちらに向かって走りながら大きな声で、「彼の動きを制止してください!」と叫びました。すると、ボディーガードの頭が棒で殴られたように一瞬動きが止まり、全身が固い棒のようになりました。ボディーガードは凶暴さがなくなり、しょげた顔をして私達に「こっちに来ないでください」と泣きながら頼み込んできました。彼の哀れな姿を見て何も言わずに、妻は私を呼んでその場を去りました。私たちは同修と一緒に帰りました。この出来事を通じて、師父のおかげで、命の危険にさらされたときに恐れる心がなくなりました。師父のご加護で私たちは無事脱出することができたと悟り、思わず涙がこぼれました。

 私は修煉して10年にもなります。師父のおっしゃったことにはまだほど遠いのです。まだたくさんの人心を捨てていません。特に焦る心、仕事をしたがる心、闘争心、恐怖心、またとても重い情です。しかし、環境がどんなにひどくても、邪悪がどんなに狂暴でも、私は師を信じ、法を信じる心、また最後まで修煉し続けるという決心を永遠に動かすことができません。

 個人のわずかな体験談です。間違っているところは慈悲なるご指摘をお願いします。合掌。

 (完)

 (明慧ネット第6回中国大陸大法弟子の修煉体験交流会)

 2009年11月25日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2009/11/12/212371.html

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