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AFP通信:法輪功への迫害容疑で江沢民に出頭命令へ

(明慧日本)スペイン全国管区裁判所でこのほど江沢民らへの起訴が受理された件で、法輪功の弁護人の話によると、スペインの裁判官が中国元国家主席である江沢民及び4人の中国高官を召喚するという。AFP(フランス通信社)が11月19日に報道した。

 カルロス・イグレシアス(Carlos Iglesias)弁護士によると、スペイン国立法廷のイスマエル・モレノ(Ismael Moreno)裁判官は、基本的な調査を行った後、この決定を下したという。

 「6人の中国共産党の高官は法輪功への迫害について説明するよう、裁判所からの書簡を受領することになる」と、イグレシアス弁護士は述べた。

 書簡を受領してから6週間以内に返答がない場合、国際逮捕状の発行へとつながる可能性が出てくる。

 スペインの裁判所でこのような決定が出されるに至ったのは、スペイン裁判所が2005年以来実施してきた「普遍的管轄権」の原則によるものである。すなわち、大量虐殺(ジェノサイド)や人権侵害が行われた場合、裁判官による公開調査が許されることになる。

 2009年11月25日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/11/22/213086.html

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