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安徽省:二年の労働教養させられた後 王芸さんは路頭に迷う生活を強いられる

(明慧日本)安徽省銅陵市の法輪功修煉者・王芸さん(40代女性)は、合肥の女子労動教養所で2年間迫害を受けた。家に戻った後も現地の「610弁公室」から嫌がらせを受けた。王芸さんは耐えられず、しかたなく家を出て路頭に迷っている。

 王さんは、「真・善・忍」に従って良い人になるため、2007年9月に銅陵市の「610弁公室」に連行され、合肥女子労動教養所で2年間不法に労働教養を受けた。2年間のうち、王さんはずっと信念を守り「転向」しなかったため、心身ともに残酷な迫害に遭った。 

 2009年9月に釈放となり、王さんの家族が迎えに行った時、王さんの体が極度に衰弱していることに気づいた。2年前は黒髪だったが、今は大分白くなった。王さんを迫害した現地の公安「610弁公室」は王さんが「転向」しないと知って、王さんに対してさらに迫害を行おうと、2台のパトカーで労動教養所に来た。 

 王さんは自分を乗せようとするのが現地の「610弁公室」の人間であることを見て、乗車を拒絶した。「610弁公室」は王さんを縛って乗車させようと強制的に引っ張る中、1人の警官が王さんを殴った。 

 極度に衰弱した王さんは、打たれた後すぐに激しく身震いして、意識を失い倒れた。労動教養所は責任を負うことを恐れて、家族に王さんを連れて帰らせた。 

 現在、銅陵市の「610弁公室」はまだあきらめず、王さんの生活を絶えず妨害し、監視・迫害を続けている王さんは仕方なく家を出て、現在は路頭に迷う生活を強いられている。 

 王さんと同年に連行された法輪功修煉者は、方翠娥さん・張清香さん・劉飛さん・管宏友さん・陳玉田さんがいる。同じく収容期間が終わるはずだ。中の陳玉田さん(60代男性)は、法輪功が迫害を受けたことで、さまざまな圧力を克服して北京に行って法輪功の真相を伝えた。しかし、北京に駐在する現地の公安に不法に送還された。修煉をやめないため、「610弁公室」に労働教養3年の不当判決を下され、巣湖刑務所で拘禁されている。 

 長期にわたり、刑務所の中で虚言に騙され、陳さんは修煉者としてするべきでない事をした。家に帰った後、「610弁公室」は陳さんには影響力があると思い、金銭で誘惑し、陳さんに法輪功修煉者を洗脳する役割をさせた。2007年上旬、陳玉田さんは目が覚めて、自分が多くの修煉者を傷つけたことに深く後悔した。このため1人1人を訪問して謝った。自分が法輪功の修煉に戻ったことを表明し、洗脳班で転向された同修に改めて修煉するように説得した。「610弁公室」は、陳さんが改めて修煉すると知り、再び陳さんを2年間の労働教養に科した。 

 2009年11月27日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2009/11/23/213143.html

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