日本明慧
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字を知らなくても、方法を考えて三つのことをよく行う


文/遼寧省の大法弟子

(明慧日本)ある集団学法の時、私は70歳近い同修に会いました。同修は手に多くの紙切れを持っていて、私に三退した人々の名前を整理してほしいと話しました。紙切れを見ましたが、何を書いているか分かりませんでした。同修は学校に通ったことがなく、知っている字が多くありませんでした。同修は絵を描くように、三退した人の名前を記入したのです。例えば名字が于の時は魚の絵を描き、李の時は梨の絵を描いていました(中国語で于と魚、李と梨は同じ発音)。自分が知っているものを描いており、紙切れには100人あまりの名前がありました。同修は一人一人の名前と三退の内容を全部しっかり覚えていて、私は深く感動しました。

 同修はこのように6年間真相を伝えてきました。時間があれば、外で資料を配り、真相を伝えました。発正念をしながら、三退を勧めてほぼ全ての人が聞きいれ、脱退しました。今まで何人に真相を伝え、何人に勧めて三退をさせたのか自分も良く覚えていませんでした。

 私は同修にどのように修煉の道を歩み始めたのか、なぜこんなに根気良く頑張っているのかなどを聞きました。同修は答えてくれました。「私が修煉をまだ始めていないとき、頭痛の病にかかって、食事をする気になれず、鬱々として、何もやりたくありませんでした。私は骨と皮にやせて、どのような治療を受けても効き目がありませんでした」

 2003年に友人の紹介で、同修は修煉の道を歩み始めました。同修は貴重な宝物を手に入れたように、毎日師父の説法録音を聞き、煉功を続けました。その後、突然1日熱が出て、測ってみたら40度を越えていました。同修は当時怖がる感覚はなく、師父が身体を片付けてくださっていることを知っていました。翌日の午前鼻水が絶えず流れ出てきました。鼻水に血も混じり、後に三つの黄色の固まりのようなものが出て鼻水は止まりました。その後同修は全身が楽になり、頭がはっきりしたのを覚えたといいます。その日から頭が痛くなったことがないと話しました。

 同修はこのように話しました。「師父が私を救ってくださり、私に新たな生命を下さいました。私は大法の不思議を自分の身をもって体験しました。命を救って下さった師父の恩に報いるため、より多くの人に大法を理解してもらいたいのです。より多くの人々が大法の良さ、真相を分かって、中共にもう騙されないようにするため、字を知らない私も方法を考えて大法弟子が行うべきことを良く行わなければなりません。また早く『転法輪』を読めるようにして、師父に従って自分の真の家に戻りたいです」

  2009年12月1日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2009/11/27/213382.html

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